シンタックホーム 菅野照夫
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2010年08月04日

¥15,750.―

Save0267.JPG

金額¥15,750.−、一般の国民には直接関係は関係ありませんが、間接的には
関係があります。

「建物偽装計算書類提出」問題、所謂「姉歯偽装事件」が引き起こした事で、
国は国家資格免許「1級建築士・2級建築士・木造建築士」等に、「新建築士法」による
「建築士事務所に所属する建築士」は3年に一度の定期講習、絶対受講しなければ
法的資格の効果が失われ罰金等が待っているのです。


資料
http://www.mlit.go.jp/singikai/infra/architecture/kihonseido/images/070314.pdf
23ページ

全国建築士総資格者数は約103万人〜〜〜事務所総数133,275〜〜〜資格者5人未満としても
相当数の方々がなんら関係者になるのです。

講習案内の説明によると県内では「1級・2級・木造建築士」定期講習者は900名が
対象「管理建築士」講習は300名が講習対象になっているとの案内です。


その数字掛けるでは「超恐ろしい」金額が動く、これは新たなる「建築士税」と同じものが
国ではなく「財団法人建築技術教育センター」という組織団体と、
「社団法人全国建築士事務所協会」
「各県建築士会」などの傘下の団体に山分けされていると思われるのです。

この事件以後、改正建築基準法「不景気」の中、1部の団体だけが「法保護」の下で
悠々と国民から搾取に近い方法で行なわれている現状を、「前原大臣・蓮坊大臣」らが
知っているのだろうか。
そしてこのような講習の受講料は誰が決めたのか不思議です。大多数の資格者は
血眼になって、仕事探しをしている現状を国会議員・関係大臣は知っているのだろうか。

このような「銭」を巻き上げるだけの法律が罷りとおり、東京も地方末端も同金額を設定では
地方は益す増す人口減と「姥捨て山」が高くなるだけではないのか。
ちなみに我がこの講習を受けるとなると、県都までは片道約100kmを超え、長時間の駐車代
燃料代が掛かるのです。

早朝出発〜帰りは早くて夜到着・・・・日当なし・・・・生活保障なし・・・・1日経費最低3万円は
消える。
このような講習、地方出先の建築主事でも出来るのを、態々県庁にいる職員でないと
出来ないなんて公務員天下だ。

もちろん列車などでは到底時間内には届きません。
1泊しないと無理なのです。

県都に近い関係者のみが優遇、「四国」4県に匹敵する「岩手県」では「入り」のお金より
「出」の方が多いのはこの国の仕組み、県会議員などは地方末端の声を届けるなどと
選挙の時には声をあげるが、当選の後は「野となれ山となれ」では次の選挙は無いよ。

Save0266.JPG

平成17年度国の資料によると。
――――――――――――――――――――――――――
1. 昭和26年から登録開始
2. 平成17年度末の登録数
3. 一級建築士:322,248名
4. 二級建築士:692,968名
5. 木造建築士:14,950名・・・・・・・・「士」約103万人

6. 一級建築士事務所:92,028(うち個人:37,180 法人:54,848)
7. 二級建築士事務所:40,419
8. 木造建築士事務所:828
9. 総数133,27510. 二級と木造建築士事務所は減少傾向
11. 一級の年齢階層別登録数
1. 20代:約3,000人
2. 30代:約47,000人
3. 40代:約66,000人
4. 50代:約101,000人
5. 60代以上:106,000人
6. 平均年齢:56.2歳
12. 建築士の内、構造設計に従事:約4%、設備設計に従事:約1.1%
13. 一級建築士試験合格者の内 構造担当:4〜5%(200〜300人程度) 設備担当:
1%強(100人程度)
14. 建築士事務所の約半数が「専業事務所」で所員5人未満で占められている
15. 全事務所の約55%が「開設者=管理建築士」 専業事務所では同一である事が多い
16. 約43%が意匠中心で、構造の約45%、設備の約69%が再委託
――――――――――――――――――――――――――
posted by kanno at 09:56| 岩手 ☁| Comment(1) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月09日

倒壊した3階建「長期優良住宅」

昨日のブログの訂正です。
行方不明映像が「復活」していました。


実験の趣旨

(独)防災科学技術研究所と(社)木を活かす建築推進協議会は、国土交通省の補助により、木造3階建て軸組構法住宅の設計法検証に関する倒壊実験を実施しました。 試験体は、軸組構法の3階建て木造住宅2棟(試験体1、試験体2)で、各階床面積・階高などの仕様は同じです。ただし、接合部の設計が異なっています。実験では、人工地震波を1方向で入力し、強震時における試験体の損傷・挙動を確認しました。

独立行政法人防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター
http://www.bosai.go.jp/hyogo/movie.html
中の映像が行方不明でした。

実験の概要は(20091027.pdf)に示すとおりです。
加震ケース(入力地震動)
10月27日 人工地震波 160% 全景(裏面)  (20091027.wmv) <――ここが行方不明でした。・・・・・・・それが復活していました。

別のところでも「生きていました」3階建て建物倒壊映像http://www.youtube.com/watch?v=adP5fbAoxV0

でもこのような画像はいつ消えても可笑しくないので保存しておいて下さい。ホームページから消えても可笑しくないのです。

建築基準法が出来る以前からの「伝統構法」を知らない。そして認めたくない。学者研究者らが考え出し造られた建物の倒壊です。
法律に乗っ取って考え作り出した工法とは言え、こんなに簡単に倒壊するとは、子供の積み木だったら解るが、中に人が住んでいたらどうなったでしょう。想像すると恐ろしい。

これが「長期優良住宅」だって。こんなに簡単建物だと言うことを証明しました。

※印の内容

*1 軸組構法 : 我が国で古来より伝わる建築構造様式で、現代でも最も一般的な構法。主に柱や梁といった軸組(線材)で鉛直荷重を支えるが、地震や風圧による水平力には筋かいや構造面材張りなど、鉛直構面要素で抵抗するものである。

*2 許容応力度設計法:建築基準法施行令第82条および同条の4に定めるところによる計算。木造の場合3階建て以上、または延べ面積500m2以上であって、かつ高さ13 m以下、軒高さ9 m以下の建物に適用される構造計算(ルート1)。

*3 長期優良住宅 : 長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備について講じられた優良な住宅のことを示す。
(長期優良住宅の普及の促進に関する法律(平成20年法律第87号))

*4 耐震等級 : 極めて稀に発生する地震により発生する地震力に対し、耐震等級1では1.0倍、耐震等級2では1.25倍を乗じた地震力においても、構造躯体が倒壊、崩壊等しないという指標のことを示す。

*5 水平構面 : 主に床を示す。地震により建物が横力を受ける際に、床が面内でせん断変形しないように構成された構造要素。

*6 人工地震波 : 地震による観測記録で見られるような、特定の周期を持つ建物のみが大きく揺れないように人工的に作成した地震波を示す。

今回の実験では、試験体の短手方向のみに対する1方向加振を行います。

の説明だそうです。


posted by kanno at 04:33| 岩手 ☁| Comment(0) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

奈良時代からの「石場建て工法」

奈良・薬師寺『講堂』、再建するため工事中に見学の時でした。現場工事責任者が1000年以上も経た歴代の工法の経過を説明してくれた。創建当時の石場石の加工は、凸そのままダボ工法で作られて、加工が本当に大変だったと想像されるのです。

n015.jpg創建時

礎石の真ん中だけ残しことはそれ以外の周囲は全部水平に削り取らないといけなかった。それはそうしないと建てた柱が横すべりの時などを支えるために施工せざる以内のです。現代のように工具が発達した時代とは違い全て「手加工」が当たり前。

n011.jpg時代の移り変り

でも時代変化と共に、考え方に少しずつ変化したのだと、修復時に柱の入れ替えなどでどうしても礎石交換などで、ダボ工法は手間が掛かるためか省かれ、ダボなしの時代もあり石を加工するより木の加工の方が、手間が幾らも掛からないと判断され、逆に礎石に凹穴を掘る方が全ての面で良いと判断され、柱加工の方に時代変化したのが現代の木の土台入れる方向に変化してきたのだと、確かに鎌倉時代あたりに来るとお寺には土台が多く見受けられるようになったのだ思う。

n016.jpg時代経ると穴開けた工法、雨が染み込む欠陥が???

このように創建時の良さは時代変化と共に工法にも極論で、加工手間を省くのは現代も同じ、木材の高い時代に発展した「筋交工法」なども、手間が掛かるのと材料が高いため代替え工法・新材料などが出てくるのは時代が要求するので合って、住宅の石場建て工法にしても、国の考え次第では、大量供給を考えるといつもその時代時代の世の中の風が変化しているのだと感じた。確かに「湿度・白あり」等を無視した現代工法の住まいつくりは超寿命建物には絶対ならないのだと、歴史が無言で警鐘ならしているのかも知れない。
n014.jpg水平に加工した礎石
posted by kanno at 05:42| Comment(0) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月29日

決議文―『このままでは伝統構法の家はつくれない』

http://kino-ie.net/act_014ex.html

下の写真、決議文を読んでる所「クリック」すると決議文が現れます。

2008.7.12公開フォーラム 『このままでは伝統構法の家はつくれない』決議文

失ってはいけないもの
つないでゆきたいもの


 今、私たちが先人から受け継いだ日本の伝統的な建築技術を手放してしまったら、百年後、二百年後、この日本から、風土に融け込んだ美しい風景が、季節のめぐりの中にある暮らしが、日本人らしい感性が、失われてしまいます。技術も風景も文化も、そして感性も、いちど失ったら、取り戻すことはできません。日本という国が、歴史や文化、職人技術を尊重し、それを活かすまっとうな国であってほしいと願います。

 そのために私たちつくり手は、現状では法律的に不利な立場に置かれていながらも、日本の木の家をつくり続けます。つくることのできる人育てをします。住まい手に伝統構法のよさをアピールしていきます。伝統構法を未来につなげるための法整備を求めます。

 このままの状態が続けば、伝統構法の灯は、それを望む人がいるにも関わらず、消えてしまいます。そうしないために、国ではこの三年で伝統構法の法整備を進めようとしていますが、それが伝統構法の家づくりをそれぞれの地域で、実現できる方向に進むのでなければ、伝統構法を未来につなげることにはなりません。つくり手の声に耳を傾け、現場に即した、計算や手続きが煩雑になりすぎない、誰にでも使える法律をつくってください。私たちも現場から、声を届けます。




伝統構法を未来につなげる、
今はとても大切な時


 木の一本一本の性質を見抜き、適材適所に組み上げていく職人技術による家づくり。それが「伝統構法」です。これを「過去の文化遺産」にとどめるのでなく、未来に向けて積極的につなげていくべき時が来ています。今、つなげなければ、もうつながらなくなる「大事な時」に私たちがいることを、まず認識しましょう。

 そして、量より質を大事にし、環境との共生をめざし、日本のすぐれた建築文化や暮らしの知恵を活かした未来をつくろうとするならば、伝統構法の家づくりを広げましょう。なぜならば、伝統構法の家づくりとは、単に「住む箱」をつくるだけでなく、日本のものづくりの原点である職人と住まい手との豊かな関係性を築くものであり、日本の気候風土に添った暮らしの場となり、環境にも負荷をかけず、地域材利用で山を守り、後世に残す価値のある美しい景観をつくるなど、いくつもの「よさ」をあわせもっているからです。



ほかならぬ日本の法律が、
日本の木の家づくりを縛っている


 なぜ、このようなことをわざわざ宣言しなけれならないのか。それは、この「日本の木の家づくり」が、ほかならぬ「日本の法律」である建築基準法によって、しにくくなっているという皮肉な現状があるからです。その背景には「地震国である」という、これもまた日本特有の悩ましい事情があります。

 建築基準法は「力に対して剛性で対抗する」という西洋の建築学に依拠しています。西洋の建築学からみると「伝統構法の家は地震に弱い」という評価をされてしまいますが、それはひとつの見方に過ぎません。実際に木を扱う大工棟梁たちは経験的に「伝統構法の家は地震力に対抗するのでなく、柔らかく受け流すしくみをもっている」と確信していますし、実際に大きな地震にも耐えてもっている伝統構法の家はたくさんあります。西洋の建築学では、こうした経験知や事実の説明がまだついていないのです。ところが、地震があるたびに建築基準法は「より剛いつくり」を奨励する方向で改正され続け、未解明の伝統構法は検証されることのないままに、法的に不利な立場に追い込まれ続け、今日に至っています。

 長い間平行線をたどり続けてきたこの問題が棚上げされたまま、耐震偽装問題の余波として二〇〇七年の「基準法の厳格化」という事態を迎え、法律に位置づけのない伝統構法は窮地に立たされることとなります。中でも「石場立て」という、建物と基礎とを緊結せず、基礎の上に柱を直接立てるもっとも「伝統構法らしい」家は、「建てられない」に等しい厳しい状況にあるほか、基準法を守るために伝統構法らしい部分を発揮しきれないケースも顕在化してきています。日本が誇る歴史的建造物ですら、建築基準法からみれば「既存不適格」という不名誉な、存続しにくい立場に放置されたままです。



伝統構法の見直しは
「未来につなげよう」という視点で行ってほしい


 環境的、文化的ニーズの高まりと、安全性最重視の建築基準法という二つの逆のベクトルのせめぎあいの中、基準法の厳格化を機に「伝統構法の工学的検証を」というニーズが高まり、長期優良住宅 ( 二〇〇年住宅 ) という政府の流れのひとつとして、実験や委員会が実際に稼働しはじめました。われわれ現場のつくり手もそのメンバーに入っています。

 こうした流れがどこへ向かうのか、ということに対して、現場から一言、言いたい。工学的な安全性はもちろん大事ですが、その国の歴史文化を未来に継承することが、ほかならぬその国の法律に阻まれることが、あってはなりません。「伝統構法を未来につなげよう」という視点からの検証をしていただきたい。

 現・立命館大学グローバルイノベーション研究機構の鈴木之先生はそうした視点から限界耐力計算による伝統構法の設計法を編み出され、二〇〇〇年に発効された「性能規定」以来、合法的に伝統構法を建築するために現場のつくり手にも活用されてきていました。具体的には、ようやく拓きかけたこの道を、より使えるものにしていく方向であってほしいと思います。

平成二十年七月十二日



これからの木造住宅を考える連絡会(これ木連)

財団法人住宅産業研修財団 優良工務店の会
職人がつくる木の家ネット
特定非営利活動法人 伝統木構造の会
有限責任中間法人 日本曳家協会
特定非営利活動法人 日本民家再生リサイクル協会
特定非営利活動法人 緑の列島ネットワーク


『このままでは伝統構法の家がつくれない!』賛同団体

素木(すき)の会、協同組合
東京の木で家を造る会、
社団法人 埼玉建築士会、
木の情報発信基地 木の博物館 木力館、
NPO埼玉・住まいの会、
特定非営利活動法人 杢の家をつくる会、
協同組合 伝統技法研究会、
特定非営利活動法人 緑の家学校、
NPO木の建築フォラム、
全国建設労働組合総連合、
NPO法人日本伝統建築技術保存会、
エコスの会、
中央工学校、
気仙大工建築研究事業協同組合、
中部自然住宅推進ネットワーク、
社団法人東京中小建築業協会、
熊野材住宅促進委員会、
川尻六工匠、
NPO法人 メダカのがっこう、
真壁の家づくりネットワーク、
社団法人全国中小建築工事業団体連合会、
社団法人 全日本建築士会、
木考塾(木造在来工法住宅を考える会)、
人と木の住まいづくりネットワーク、
大津の森の木で家を建てよう!プロジェクト、
日本建築専門学校、
杜の家づくりネットワーク、
社団法人日本建築家協会(JIA)東北支部宮城地域会、
阿部和建築文化研究所、
みちのく伝統建築研究会、
ワークショップ「き」組、
社団法人日本建築大工技能士会連合会

以上が、12日時点での賛同団体です。
今後も多くの賛同者・団体の登録を受け付けています。

下記にメール・FAXお願いします。

■□日本の民家を次代に引き継ぐ□■

特定非営利活動法人
日本民家再生リサイクル協会(JMRA)
事務局 金井 透

kanai@minka.jp 

http://www.minka.jp/

電話03-5216-3541 
FAX03-5216-3542

〒102-0085東京都千代田区六番町1-1




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2008年07月05日

シンポジゥム7月12日開催・決定お陰様で満席となりました

5月11日から「ブログ」トップで皆様ご迷惑お掛けしてきました。

申し訳ありません。
5月11日以降はこのブログの次に掲載しておりましたが申込者大多数となり、12日を前にして参加される皆様に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

タイトル『伝承されて来た「我が国木造建築」が・・・・・・・・・危機です。』

「このままでは伝統構法の家がつくれない」

多くの皆様のご支援をいただき、お陰様にて「定員に達しましたので受付を終了しました」。

次回の開催を企画いたしますのでご期待下さい。

今回のシンポジウム開催は線香花火では終わりません。

先人が伝えてきた「日本木造伝統構法建築」を我々の世代で闇に葬るような、今回の「建築基準法改正」には断固戦いますので、国民の皆様の多大なるご支援を、よろしくお願い申し上げます。


2007年6月20日に施行された「改正建築基準法」の厳しい縛りによって、世界に類を見ない、先人から受け継がれ、伝承されて来た「日本の木造建築」は存亡の危機となりました。次世代に如何繋ぐのか、今、生きている我々だけの問題ではないのです。

改正直後から、このような密室で決められた法律に対して、多くの木造建築関係者は憤慨し立ち上がり木造建築を理解できない、一部研究者の意見が罷り通ることに大きな憤りを隠せません。
そこで小さな団体6団体が結束し「これからの木造住宅を考える連絡会(これ木連)」結成しました。



昨年9月14日から「国交省・建築指導課」との意見交換会を3回、4月1日には建築ジャーナル主催の緊急シンポジウム「改正建築基準法はいりません」の開催を皮切りに、全国の木造建築関係者に呼びかけを行っていきます。

来る、7月12日東京新宿・工学院大学において、公開フォーラム「このままでは伝統構法の家がつくれない」を開催します。

多数の団体・個人の多数の参加をお待ちしております。

尚、詳細は下記を参照してください。(写真―広告チラシ)

これからの木造住宅を考える連絡会(これ木連)に
 ご賛同とご協力のお願い
http://www.minka.jp/080712/yobikake.pdf

広告チラシ
http://kino-ie.net/download/flyer_080712.pdf

改正建築基準法はいりません。
http://kino-ie.net/action/blog/?p=32
http://www.kj-web.or.jp/symposium/index.html

当日の「音声・動画」聞けます。見られます
http://www.news.janjan.jp/living/0804/0804084470/1.php


すみません。明日以降のブログは7月12日までこの記事下になります。



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2008年06月18日

「岩手・宮城内陸地震」住宅被害

ようやく県内紙(岩手日報)17日付け、住宅被害に関する記事が掲載になりました。

大見出し
・ 少なかった住宅被害・・・・・・・中越沖7000棟、今回10棟

・・・要因>1 山間地が被害――――2 短周期地震波――――3 骨太の雪国構造


>最大震度6強、両県の地震被害(16日現在午後6時現在)全半壊が10棟と比較的に少なかった。

>専門家らは「震源地が山間地」「短周期の地震波」「積雪に備えた住宅構造の耐震性」などが要因。

>今回の地震波の周期0.2秒と非常に短かった。離れるほど減衰しやすく被害が軽微だった。

>住宅被害となる「キラーパルス」言われる。周期1〜2秒の周期が無かった。

>調査39件中、約半数が1981年以前の古い耐震基準の建物、積雪に備え柱が太い「骨太の家」

>屋根がトタン葺でほどんと揺れない安定したつくり(平屋建が多かったようです。)



専門家と称する方は。
東北大学災害制御研究センター・・・・・・・源栄正人教授
一ノ関市建築住宅課応急危険度調査 高橋弘恭氏
日本木造耐震補強事業協同組合
東京理科大学(建築防災学)・・・・・・・・菅原進一教授・・・・・先生方

「断層に対し、直角の向きの壁が多ければ揺れには強い。被災地の住宅がどうだったのか、検証してもいいのでは」で締めくくってあった。(大まかな記事内容)

最後のコメント、「直角の向きという」どの方向から来るか判らないのに???・・・・・・不思議だ。

写真・・・・・・防災科学研究所から拝借、震源地に一ノ関東地点の8時台の波形


被害地「市のHP」掲載されているところもあり、今後の調査報告を待たないと・・・・・・
今大変な時期に現地に自分の興味本位での調査は自粛した方が被害に遭われた方々への配慮ではないのか。

災害時に倒壊される建物にも「運」というものがあり、貧弱でも生き残る建物、豪華版でも全壊する建物と、「人・建物」その場所から離れられずに被害に遭われないときもあり、運悪く被害に遭われるも建物と、報道写真の中には全壊した倉庫兼作業小屋が空中写真にありましたが、ようく見ると被害に遭われたお上さんが腰を抜かして座っているところもあり、運が悪かったねとしか良いようがない。とにかく生き延びたことに感謝しないと。2回はない1回しかない命の尊さ、「忘れた頃やってくる」が大事だ。

写真・・・産経新聞記事―倒壊された左上に、お上さんらしき姿が・・・生きてて良かった。




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2008年06月16日

地震の加速度、国内観測史上最大を記録

と、今朝のネットニュースに出ていました。

読売新聞

の記事の一部
・・・・・・防災科学技術研究所は15日、岩手・宮城内陸地震が起きた時、震源から最も近い岩手県一関市内の観測地点で、揺れの瞬間的な強さの指標である「最大加速度が4022ガル」(ガルは加速度の単位)・・・・・・

専門的なことは専門家に任せます。数字を見ると「阪神淡路地震」の時と比較されますが、遠く離れての感じと,体感出来ないのが残念です。

そして、・・・・・・国内の地震で、4000ガルを超える加速度が記録されたのは初めて。これまでの記録は2004年10月の新潟県中越地震で観測された2515・4ガルだった。・・・・・・

地震計が段々高性能になってきてのデータですから、これから来るであろう「大地震」の時に、また記録が塗り替えられるであろうがとんでもない数値なんだいう以外にないです。

次に ・・・・・・加速度は、上下、水平方向への地盤の動きを基に計算されるが、同研究所によると、水平方向の動きよりも上下の動きが激しかった。今回の地震は、断層が上下にずれる逆断層型で、観測点が震源の直上付近にあったことから、断層の上下方向の動きで激しい縦揺れに見舞われた結果、極めて大きな加速度が記録された可能性があるという。・・・・・・で締め括ってありました。


で,防災科学技術研究所」のHPにと吸い込まれて見にいくと。


平成20年(2008年) 岩手・宮城内陸地震

東西南北の断面など詳細に報告されているではないの、観測地点の「一関西」 (一ノ関・西地点と解釈カンサイではない)震源地直上に設置されていたのでした。今回の加速度計は「一関東」 (一ノ関・東地点と解釈カントウではない)での計算値だそうです。このHPに段々引き込まれて行くと近隣の観測地点のデータも比較することが出来、最初の振動の始まりの時間差も離れるほど違いがわかりました。

その中から、初期警報などは震源地に近いほどまだまだ無理なのだと思った。今後来るといわれる宮城県沖地震の時までには間に合ってくれたらと思うのです。

でも、今回の地震の被害はこれから明らかになっていくと思うのですが、建物被害なども今朝の県内紙にようやく1部が掲載になりだした。

・ 奥州市――――1棟半壊・・・・・・26棟損壊
・ 金ヶ崎町―――16棟被害
・ 一ノ関市―――6棟被害
・ 平泉町――――5棟被害・・・・・・・・・以上6市町村で計61棟が被害

宮城県の建物被害の方が岩手県より多いのではないかと思う。

地震の大きさから言っても被害が想定以上に少ないのが何よりです。後、学校など公共施設の148の破損被害、18の医療機関、21の社会福祉施設などの被害、企業21社が現在報告されていると言う。



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2008年05月20日

算盤に例える

4角に囲んだテーブルに3人掛け、(6×3+4×3)×2=60席が、第2回意見交換会の配置でした。
4月の第1回意見交換会は、国側と向き合う対峙した配置のようでしたが、今回は四方の意見が聞けて見える配置だった。

しかし、意見交換とは名ばかりで、入口が何処なのかが不明な自己持論終始では、意見交換ではないのでは感じた。国を攻めるのは悪いとは思わないが、伝統的構法の意見を賜りたいと、国が門戸を広げたのに、過去の欠陥追及では前途が開けなのではないかと危惧したのです。もっと思いやりある全国見つめた考えで国に意見を述べられないのか不思議だ。

確かに、現・建築基準法の中では、古くからの建築構法は異質な構法に写るのが当然であり、なぜそうなったのかということは、皆様もご存知の戦後の荒廃の復興に力点が置かれ、とにかく全ての国民を住まわせなければならないと言う、切羽詰まった処から出来た法律なのを理解しなければならない。

その決め方が、如何のこうの文句を言って如何にもならない、それに固守していては折角遠く、から来ているのに、全国を理解しての発言でもなく、申しこし前向きな考えと、「伝統的構法」を如何次の世代に繋ぐかが我々の責務ではないのかと思うのだ。
(早起きして一番列車に乗り、半日掛けてと¥3????円以上の足代が掛かっているのにと腹が立った。)
―写真― 口型並べ方式意見会場


皆様の考えには間違いが無いのに、堂々巡りでは前には行けないのです。もっと建設的な意見が出るかと期待したのに、ガッカリした。

このような会議は、「算盤」と同じで、意見の一つ一つが算盤「珠」なのです。

算盤とは
〔中国・わが国で〕一定個数の珠(タマ)を縦棒に通したものを多数横に並べた形の計算用具。〔昭和前期までは五つ珠、現在は四つ珠〕


軸・珠・ナカシキリが形成されているのに、御破算で5珠が上がる、下の4珠の動き次第では上の5珠が理解して降りないと6以上には行かない。(「上」が好きな方を「五」珠称する。上がると下がることを知らない。)

―写真― 沿線の途中に建つ昭和初期のトイレは現役です。


会議の構成から言っても、前向きに物事を捉えない算盤の数の枠にも入らない、何を言っても自由かもしれないが、大勢の前での発言には、聞いていてアグンと開いた口が閉じなかった。やはり大人としての発言があって然り、会議のマナーが何処かにフットンだ、内容が多かった。

そして先輩経験者は「五珠」なのだから、上がりパッナシではなく若輩者の事も念頭に置いた発言をして欲しかった。

国側の立場では数年で配置換えになる担当職員に過去の事を掘り下げて、追及しても決定されたことを国が覆したのでは前任者の行ったことまでは動かせないのが筋であり、そのために恥の上塗りでも、徐々に修正して頂く以外に無いのではないのかと思った。・・・・・・・・・・・・・悲しい出来事と忘れる以外にないのか。

中国地震をネタに、肝腎空芽(要)の「法」はいらない。その前に逃げる避難することを教えてよ。頼む。

―写真― 新幹線窓から先人が造った神社の屋根だけ見えました。古川駅手前車窓




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2008年05月19日

伝統構法とは土着の「八百八万神」と同類だ

今回「国」と国が指名ない伝統構法関係者約50名が、15日の「意見交換会」に全国から集まりました。

日本の色々な地域とは言い難いが、真剣に考えている方々がこんなに大勢いるのを「国」は、真剣に耳を傾けるべきであり、その対応に孤軍奮闘している「国交省住宅局・木造住宅推進室」の方々が本当に大変です。(真摯な対応にはこうべが下がりました。ご苦労さまです。)

荒廃の中、住宅不足でとにかく手抜きと言われても作り付けなければ成らなかった時代がもう当に過ぎたのに、様々な仕様規定を生み出した「建築基準法」は完全に行きづまったのです。

多くの国民が解るとおり、「地域・地方」には土着の建方で茅葺民家が建てられてきたのです。それを東京で物事を決め、それを「地域・地方」に押し付けることは、地方の崩壊を助長しているのです。
国が決めることは「安全」というお題目で、無理やり無駄な構法の押し付けからも脱着してほしいものです。

集まった方々の意見を聞いていると、日本古来の「八百八万神」が寄っての意見みたいでした。どれも皆それぞれ正しいと思う主義主張の意見で、万人の「伝統構法」を救う言うことでは共通ですが、個々の神々になると、自己主張が目立って、全体如何するかという持論ではなく、自慢に摩り替わりでは、国が意図していることに協賛していると同じではないのか。参加者は地方・地域全体を考えて主張しなければならないと痛感した。

今後も、「八百八万神」は国に「2礼2拍1礼」でお願いして、木造伝統構法が明治時代の蛮行神仏分離令「廃仏毀釈」のようにならなければ良いがと危惧する。(でも上部委員会での手続き次第では可能性がないとは言いない)で国家は、遣りかねはしない。それが歴史である。



明治の蛮行 廃仏毀釈

廃仏毀釈

―写真― 大船渡線車窓から、大正時代の貫構法建物



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2008年05月17日

でんとうこうほう議論―1

会議の形・□・○・▽・長方形・楕円形・=・・・・・まあ色々な形。

自然界が生き育てる形は、段々大きくなる丸い形が基で木1本1本が生育しているのではないのかと思う。しかし、人は形を決めないと前進がなく、その形たるものは段々小さくなっていくのが結論だ。

どんな「木」でも最初から、四角に育っているのを見たことがない。皆、丸が基本である
先ず植物が生育するには「土」があり、お天等様、水、風、月の力がないと、育たない。

成木が人間の欲によって切られると、使いやすいように■になり、そこから大きな問題が発生して行く。
そこで古人は、丸が四角に、八角、十六角、三十二角、六十四角とそして原点の丸形にして使ってきた。

四角四面になると見方が4方向になり、向会うと1面、離れて45度で方向では√2面が最大である。

先日全国から、どのように選抜されたのかは不明、単独参加が可の意見交換会が開かれたのである。

大きな、「角柱」に例えると。
・ 1面・・・・・国
・ 2面・・・・・研究者
・ 3面・・・・・設計者
・ 4面・・・・・現場―大工

――――――本当は施主が「芯」、関係者は「面」ではないのか。

そして、その4角の角は直角鋭利であり、上手く面取りしないと4角4面がバラバラの考えでは・・・・・危ういのである。

皆どの「面」にも、一番大事な施主である依頼者は蚊帳の外にしての議論である。

・ 「国」は国民依頼者保護を基に、規則論で主旨している。どのようにしたら良いのか、伝統構法を一番知らないのが恐怖であり、方向を誤ると「伝統木造建築」が滅亡する可能性は大である。

・ 「研究者」は木の「面」から研究には詳しいが、芯は何処にあるのか見られなく、木をどう扱ったら良いのかは頭の中だけの空理空論。その結論で物事を国に進言するのが一番の恐怖である。これが一番の曲者である。

・ 「設計者」は頭が良くて法律には詳しく、2Dは最高のスペシャリストであり、「木」をどう加工したら上手く行くかは不明であり、本当に自分の絵が描いたものを「手」感じることが出来ないのが欠点である。

・ 「現場・大工」古来より、「木」と常に向あい工法を積み重ね伝承、3Dを実現して現在まできたが、依頼者の物知らずと金銭欲に振り廻され、1〜3面の介入が物事を複雑にし、依頼者と向き合う姿が消えたのを、知らないでいる。

これから「1〜4面」とどう折り合いをつけるかが、伝統構法を残せるかが最大の鍵である。




posted by kanno at 05:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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