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2010年11月21日

「既存不適格」建物とはなんぞや?

「第二次世界大戦」が終わり、戦時中米軍が海・空からの砲撃・空爆
等で
破壊された国土に、耐乏を忍んで外地からの引揚た兵隊、外地に
住んでいた国民は、その国土廃墟の中の暮らしに食を求め住まいを求め
懸命に努力をしてきた。

 

1964年の東京五輪の成功、以後の高度経済成長による発展が大きく国を
高揚、しかし、自然の猛威に対する対応の遅れと、法律の付け
「焼刃法」が次々と改正され追加法の原因で行き詰まった。

1978年の「宮城県沖地震」の襲来によって完全に「建築基準法」住まい
手の生命・財産を守る一角が適合しなくなった。そこで国は
1981年以前
建てられた住宅は、
2007年「建築基準法」の大改正で「既存不適格」と
言うつくり手・住まい手に大きな箍を嵌めたのです。

以前の法律の完全なる否定です。

 

国が法律をつくり「国民の生命・財産」を守るは、違反建築と言う
「レッテル」を強制してきたのです。

以前に建てられた建物の再確認です。

こんな国民を馬鹿にした「改正」って可笑しいです。無知な
住まい手に過剰な負担を押し付け誰も「国も法律」で保証しないなんて、
2007年の法律だって自己責任です。何のために「法律」があるんでしょう。

 

第一条(目的)建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の
基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて
公共の福祉の増進に資することを目的とする。

 

どの法律も国民のための法律であるべきが、以前の法律通りに作られた
ものに何の説明もなく、改正の日から国民に守れと号令を掛け、即刻
法律違反と言いないのでないのか。このように「付け焼き刃法」を簡単
施行させるなんて、独裁国家と同等である。

 

以前の「建築確認」は何のための確認だったのか。・・・・・・ご都合主義で
しかない。つくり手を犯罪人するってやはり可笑しいです。

 

だから、世界から(馬鹿にされるのだと思う)外国とも上手く
交渉できないのはこのような問題を解決できない中途半端な
鎖国国家だからだろうと思う。

法務大臣の軽い話が「本音」の国の政治では無いのか。

今、首を切っても、中には第2、第3の本音を語る大臣はゾロゾロと
出てきそうな感じだ。

誰のための政治なの。

・・・・・歴代最○内閣となり、自爆が目の前に来て要るような気がする。
代表選挙の時から言動に無責任のオンパレードだと睨んだら「本当」
に成りそうとは悲しい国だ。

国民は悲しいとしか言いようがない。

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ではまた次回・・・・・・・・よろしくお願いします。

posted by kanno at 10:21| 岩手 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月30日

耐震診断進まず・・・・・・・の見出し

今朝の「岩手日報」朝刊なかの6ページに・・・・・・

田中文男0034.JPG新聞記事に果たしてどれだけの方が関心を持つだろう。壊れないと目が開かないのだ。

震度6うちは大丈夫だから過信
耐震診断進まず・
・・・・・大文字の見出すが

県計画の半数ペース
専門家「宮城県沖は別」との中文字
・・・・・・と目を引く文字で注意喚起の記事


2.jpg建物強度がなくなった外観。このような光景は2度と見たくない。

>低迷原因について、制度の周知不足と2008年度、「岩手宮城内陸地震」
「岩手北部地震」での被害が少なく耐震性への過信があるとの見方が、
影響しているのではないかとの記事内容。<


もちろん2つの地震の震度が「7.2と6.8」と法律が謳う6.0より大きかったのは
事実。「岩手宮城内陸地震」被害の調査に来られた木造建物専門研究者との話でも、
つくり方の違いを指摘する話を、酒の席での気楽な会話で教えていただいた。
先人の棟梁等が建てられた建物に被害少ないのは現在のつくり手としては安堵を
覚えるのです。


15.jpg35年以上前に建てられ、施主が建築関係指導者だと後から聞いた。

法律による「建築確認」を受け「確認」施工された建物が、法律が変更になるたびに、
「既存不適格」という烙印を押され、建て主に「耐震診断」の負担を要求することの
重大性をどう考えているのだろう。
我々現場にいるものとっても、補強修理の大きな負担には我慢ができないのです。
確かに「安全・安心」のためにも行なうなと言いませんが東北の寒村の高齢者が
多い中、耐震補強をせよとはとても言い難い。命の尊さは理解しても収入の乏しい
生活者に倒壊の危険性説明することは「設計者・建築士」は率先しての奨励は不可能である。


25.jpg2階窓から家具類が飛び出し危機を免れた。

7年前の2003年5月26日夕方発生した「三陸南地震」(岩手県大船渡市・衣川村・
平泉町・室根村・江刺市)(宮城県高清水町・桃生町・石巻市・涌谷町・栗駒町・
金成町)などが「震度6弱」を記録、その周辺でも「震度5強」のかなり大きな地震
であった。

当時の「建築基準法」建てられた2棟、1棟は「建築基準法」を真摯に遵守した。在来木造住宅、
もう1棟は当時の時代の先端を行く「工業化住宅」が全壊という判定を受けた。このように法律を遵守した建物2棟が倒壊に至らなくても「全損」とは住まい手に取っては重大なことである。危険を感じ屋外に飛び出しも屋根瓦の
落下で負傷もされたが、倒壊を免れたという事は不幸中の幸いである。

24.jpg時代の最先端で作られたプレハブ住宅がよもや全壊するとは夢を見ているようだった。

基準法以前の建物まで、無理に法に合わせる愚か行為には反対するものであり、どんなに
高度な計算が正しくても、現法での「補強」は無理を生じるのではなかろうかと考える。



posted by kanno at 16:50| 岩手 ☁| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月19日

五重塔と気仙大工

五重塔の全解体全面修復中には来られなかった。
工事は平成9〜13年まで行なわれた。重要文化財日蓮宗池上本門寺に漸く
参拝する事が出来た。関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔である。

1012-04.bmp

この塔の解体全面修復工事に携わった工事現場棟梁は「気仙大工」だったからです。
もちろん大工工事を元請は、岩手県遠野市の名工菊地棟梁ですが、
実際現場を手がけたのは気仙の地元の後輩、村上棟梁だったからです。

村上棟梁の祖父も明治・大正・昭和初期に活躍した大工荒木剛棟梁、
わが師匠正雄先生の「師」でもあり何となく親しみ感じるのです。

1012-02.bmp

メモ
平成9〜13年、日蓮聖人立教開宗七百五十年慶讃記念事業の一つとして、全解体修理が施され、全容を一新した。特徴としては、初層のみを和様(二重平行垂木・十二支彫刻付蟇股など)とし、二層以上を唐様(扇垂木・高欄付廻縁など)とする点、上層への逓減率が少ない点、相輪長が短い点、心柱が初層天井の梁上に立つ点、等があげられ、極めて貴重な塔建築である。なお、平成13年に全面修復が終了した。

詳しくは・・・・・・・・・・・写真、HPで
http://honmonji.jp/01what/02keidai/goju.html

1012-03.jpg

また、昭和20年4月15日の空襲にも焼失を免れた木造建物三棟のうちの一つでもある。
他に木造の、大宝塔・総門なども炎上を免れた。本堂等はRC構造ですが火災は免れても
親近感は木造のようにないのが残念である。


posted by kanno at 07:34| 岩手 ☀| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月03日

鉛瓦葺屋根

高岡000.jpg瑞龍寺伽藍案内
高岡0001.jpg総門

鉛瓦葺屋根、話には聞いていました。
実際遠くからでも見たのは今回が初めて、加賀百万石の金沢城「石川門」、富山県
高岡市「瑞龍寺・仏殿」の屋根が「鉛瓦葺屋根」なそうで、今回、瑞龍寺の伽藍を
見学する事が出来ました。又、全国でもこの2ヶ所だけでは無いかと言う事です。

高岡001.jpg山門高岡002.jpg仏殿鉛瓦葺き

現在でも、銀黒瓦の表面は燻してあり表面に触ると手のあとが付きます。
実際はどのようになっているのか?〜?手で触ることが出来ませんでした。職人と
いうのは説明を聞くのも大事ですが、五感で判断をしないと納得できないのが
生来の持つ儀なのかも知れないのです。

高岡003.jpg仏殿内部高岡004.jpg法堂

瑞龍寺の「仏殿」伽藍は京都宇治のお寺、隠元隆g(いんげんりゅうき)禅師開祖黄檗宗「万福寺」の建物つくりと良く似たのに驚きました。基は禅宗つくりが根本だと考える。
床は勿論石畳仕上げ、天井を見上げると枡組みの骨格、扇垂木の取り付け等見上げていると
時間を忘れるくらい見事なつくりでした。

高岡006.jpg仏殿妻面鉛瓦葺き高岡005.jpg鉛瓦葺き



posted by kanno at 19:45| 岩手 ☁| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月02日

住まいの「安全追求」とは

001000.jpg写真左「防腐処理土台」材、法律通りだとこの様に変化している。まして基礎上ならもっと腐食進行が早まるはずです。現在は1階と2階の胴差上、地盤面に近いければ近いほど危険性が増すでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

国・専門研究者の説明を信ずる危うさと怖さ

建物の「間」(時間)を知らず、国・専門研究者は目先の事を強調し、口では「安全第一」と唱えながら、実は現在の「建築基準法」建物の骨格等は時間と共に、危険な建物と変化しているのは、「住む人」「つくる人」も「法律」により安全だと過信していると思う。

先日、富山の職人・棟梁を養成している「国際職芸学院」を訪ねた時、オーバーマイスター島崎棟梁の案内で校舎・実習建物の内・外部を案内されて色々と「時間」の掛かる実例の説明を受けた。

その中に、木材をシロアリ等の腐食被害を防ぐため、薬剤処理した「木材と補強金物」との関係を時間と共に、どの様に変化するか実物実験を行なっていた。全ての建物は最初の状態を保つ事は不可能であると、その建物の足元から時間と共に強度が無くなっていく危険性があり「金物」が腐食したら強度が無くなり、釘・ビス等は腐食したら「倒壊」すると言う事です。

防腐土台の上に建つ柱、補強金物での緊結が10年を越えたら初期強度が危うえのだと考えられる。国・専門研究者の話と、このように時間を置いてじっくりと物を見ている方々の話を信ずるのは個々の責任である。


posted by kanno at 03:26| 岩手 ☀| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月21日

伝建群「金屋町・山町筋」

北陸地方には往ってみたいと思っても、簡単には足が向きません。

東北や気仙から超交通の便が悪い。

0921-1.jpg0921-3.jpg千本格子とおり

最短飛行機と言っても「小松空港」は仙台からの便は1日1往復、
それも小松発昼12時の便、仙台からは帰り便14:35分、全然中途半端の時間帯、
勿論富山空港便は無し。

やむなく、新幹線を乗り継ぎ、朝一6時台発でも着くのは12:30分が最短。
今回は富山の棟梁に会うためですから多少の時間は没にし、島崎棟梁の協力を
得られたので充分。
そして高岡市内の「伝建群」を見学しようと思っていたのが叶いました。、

20代に古老に言われていた。越中人について

「信州・信濃・越中人」の歩いた後には草の生える暇が無いという位と言う。例え
その様なくらしから生まれた「木造建築」も、又素晴らしいのが残してある。

梵鐘などの鋳造では日本一の高岡市に、鋳造師・金屋町(千本格子通り)と
商人町・山町筋(土蔵つくりの町並)の伝建群が2ヶ所ある。

0921-2.jpg0921-6.jpg家並み

千本格子の通りを歩くと道幅が狭いのに、全然違和感がない。
考えてみると、両側二階建ての家並みの割りには空が明るく見え、建物の高さがギリギリに
抑えているのに気がつく、1階天井は2階の床板がそのまま、床梁・根太等の見える材は
かなり吟味している。

その家の中に入った瞬間も違和感がないつくりです。

聞くところによると冬の鉛色の空は変える事が出来ないのでの知恵だと。
1階も段々奥に行くに従い、和室の天井などもごく一般の高さに近くなる。
相当考えられた「構法」である。

0921-4.jpg0921-5.jpg天窓・格子つくり

もちろん段々奥に行くに従い、灯りはと言うとガラスの出来ない前はどうしたのか。
天窓がつくってあり、日中でも明るいのです。
座敷には縁側、そして庭は、坪庭を大きくした感じに仕上げてある。

(続く)


posted by kanno at 06:48| 岩手 ☁| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月02日

「理屈と言い訳」とは「屁」では無いのか

住宅新聞-000.jpg住宅新聞20091105号のトップ記事

倒壊するはずの建物が残り、残るはずの建物が倒壊

過日の「ケンプラッツニュース」の記事
「3階建て長期優良住宅が倒壊」の報告を噛みくだいて報じた。

確かに国が決めた「基準」どおりだと正当性を主張しているが、
我々現場でも、理屈を通しには「曲がり真直ぐ」という表現があるが、
計算通りに建てたら絶対大丈夫だと誰が保障するのかが曖昧である。

最後の結末は、我々現場が「手抜き」不正施工が原因だと決め付けられるが今回の報告書纏めの、1つ「● 倒壊現象は偶然に左右されやすい」という文言がある。

この言葉は凄いと思うし、我々現場でも使える言葉である。・・・・・・「偶然」・・・・・・無限に使える。
困ったときに「偶然」が重なったと言い切れる。

住宅新聞-002.jpg住宅新聞20091105号の写真

● 試験体1の最大耐力自体は高かった
試験体1の1階は270kNの最大耐力を示しており、これはベースシア係数で約1.0に相当する。建基法の1.8倍の地震動に対しては倒壊したが、建基法で要求する耐震性能の146%で設計された建物が保持すべき所定の耐力は十分に保有していたと言える。」


しかし・・・・・「それでも釈然としない」と追いかけている。
ベースシア係数とは建物全体の強さを示す。
1.0という値は、一般的な建築物と比較しても高い。


住宅新聞-001.jpg住宅新聞20091105号の拡大記事

正当性の主張

だが想定を超える地震においては挙動が大きく異なった。これこそが金物の効果だ。

● 試験体1は柱脚が最後まで外れず、耐力壁はひし形に変形してせん断破壊した。
柱頭も金物効果なら、外れるはずが無いと考えるが、外れた。?

「疑問は幾らでもある」と記者が書いている。

● 試験体1、2とも、建基法が想定する地震波の範囲内では変形量が小さく、明らかに弾性変形の範囲内にとどまった。だが想定を超える地震においては挙動が大きく異なった。これこそが金物の効果だ。

● 試験体1は柱脚が最後まで外れず、耐力壁はひし形に変形してせん断破壊した。これは構造設計で想定した通りの「耐力壁の壊れ方」であり、適切な破壊性状だった。

● 試験体2は柱脚接合部が外れてロッキング現象を起こし、その結果、形状を保った。だが鉄骨架台の上を30cm以上動きまわっており、実際の基礎の上に建っていたなら、建物全体が転倒した可能性は高い。試験体2は柱脚が引き抜けた時点で構造体としての一体性を失っており、どのように破壊するかが想定できない状態に陥った。 (映像を見る限りではその様に動いたと思われない)

● 試験体1は試験体2よりも確かに耐震性能が高かった。だが振動実験において倒壊現象を再現しようとする場合、偶然に左右されやすい側面がある。倒壊させた際の地震波は強力であり、どちらが倒れてもおかしくはなかった

● そもそも採用した地震波(建基法の1.8倍)が、大き過ぎた。
 それでもなお、「両方とも倒壊」という説明に釈然としない気持ちを抱く読者も多いだろう

当時の記事の読者のコメントには、次のようなものがあった。「現実的に『人命確保』の観点から見ると、試験体2が倒壊していないので、こちらが優秀ではないのでしょうか」。映像で見る限り、確かにその通りだ


「屁」は周囲が大迷惑?ー音だけのなら我慢できる。



posted by kanno at 08:18| 岩手 ☀| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月01日

文化のみち『撞木館』

「文化のみち」場所は名古屋市東区、名古屋城東側地内に4箇所の施設を公開している。

名古屋市のHPでも紹介している。http://www.city.nagoya.jp/kurashi/kyoiku/bunka/michi/

0831-0.jpg0831-1.jpg入り口案内表示・洋館の玄関

名古屋の近代化の歩みを伝える歴史的な遺産の宝庫ともいえる名古屋城から徳川園に至る地区一帯を「文化のみち」として育み、イベントの実施や、貴重な建築遺産の保存・活用をすすめています。

文化のみち橦木館(しゅもくかん)http://www.city.nagoya.jp/kurashi/kyoiku/bunka/michi/shumoku/nagoya00071068.html
文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)
旧豊田佐助邸
旧春田鉄次郎邸

今回、詳しい方の案内で見学することが出来た。大正から昭和にかけ、陶器商として名を馳せた。
井本為三郎が大正末期から昭和初期に建てられた『撞木館』を見学した。

0831-2.jpg0831-5.jpg洋館二階窓から和風建築を見る・座敷より矩折り縁側をみる。

広い敷地に「和風・洋館・茶室・土蔵」等が大きな庭に配置され、ひと見学できる施設、
現在有料で『撞木館』として公開されている。

玄関部分は洋式2階建て、繋ぎ廊下を通ると大きな「純和風」入母屋つくり和室のつくり
案内資料には部屋全部和室、建具を取り外しと「大きな宴席」が出来る間取りです。

床の間の部屋矩オリ廊下で大きな「庭」眺められ、時間の経つのを忘れる空間、この家から
1歩外に出たら商いの戦いの戦略をねり、帰る畳部屋の持つ「空間」に癒されたのであろう。

0831-4.jpg0831-6.jpg大きな床の間・でも大きくは感じないつくりが素晴らしい。

我々4~5人もその部屋で話が弾み、帰る時間忘れ迎えに来る方の連絡ではっとしたものです。
多くの部屋は展示室等で公開されているので、唯一床の間の和室には何も置いてないのも、
その様な「雰囲気」にしたのかも知れない。



posted by kanno at 06:29| 岩手 ☔| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月29日

世の中は「面白く・可笑しい」

27日付「下山眞司氏ブログ」『建築をめぐる話・・・・・つくることの原点を考える』http://blog.goo.ne.jp/gooogami/e/765469f392c5bcd72be945bdd4e6a3fa
「ケンプラッツのニュース」が、昨年「長期優良住宅2棟倒壊の真相」なることを掲載。http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20100826/543027/

下山眞司氏ブログ・記事コピー

註 今朝のケンプラッツのニュースによると(下記)、
昨年の秋の実験で
想定外の倒壊をしてしまった長期優良住宅実物実験の報告が出されたそうです。
映像では、強度の弱い方の試験体は倒れていなかった、と私には見えましたが、
実験主体の見解では、あのときの試験体は、「2棟とも倒壊」、ということにしたようです。
その理由(言い訳)を2000頁におよぶ報告書で書いてあるとのこと。
実際の震災の際にも、倒壊か否かの判断に迷って、時間がかかるのでしょうね。・・・・・・


0829-1.jpg 2008年伝統構法振動実験1

国交省が渋々「情報公開請求」によって明らかになったとの事。
また、凄いのは報告書、内容が「2000ページ」にも及ぶというのだから「面白い」
「超頭脳優秀プロジュクトチーム
」だろうから、仮に20人で纏めたとしても、1人100ページ凄いです。

ケンプラッツ記事・15人の方のコメントの中に
(1件)
『ムズイ理論は???だ。
しかし、倒れてしまっては、人命は守れないのでは?
倒壊した、しない、が問題では無く、
人命の安全が確保できたのか?が問題だ!』・・・・・・・と
コメント

確かに、「数値」それも絶対安全という数値は、現在は無いに等しいと思う。
計算通りの建物倒壊、それほど固めないない建物は倒壊しなかった。
素人が見ても残る方に軍配を上げるのは当然。


金物補強は、作られた時のみで、時間と共に「木と金」の相性が悪いので、10年経たら
結露等で木材がかなり「腐食」され、初期計算通りの耐力を保てるはずが無いのです。
その時に巨大地震が来たら安全だったと誰が認めるのかと考えると、現在の法律は、
大量供給者の言い訳のためにしか役立っていないと言っても過言ではないのです。

今から10年ほど前、増築工事での経験、建てられて4~5年の主屋の1部を解体したら
「米松」の「桁・梁」構造材に取り付けられた「補強金物」が全て錆びているではないの

これは「海に漬けた材」だと解った。
0829-2.jpg 2008年伝統構法振動実験2

公庫仕様の「ボルト・座金」等白く腐食、もちろん筋交いを止めた釘なども腐食が
始まっているではないの。


施主への説明は元請の仕事、元請にだけは報告したが、果たして「施主」の耳に
入ったかは不明、恐らく余計なことだと会社は対応していないと思う。

「学者・研究者」は金物補強したから大丈夫と言うのは、現場を知らないし
もちろん「木」の性質のことも本当は知らないと思うのは自分だけだろうか。

このように現場を多く体験していると、構造体の組み方、仕様金物のこと。
金物の無い時代のこと、100年前の建て方など多くが勉強になるものだ。

どんな分厚い報告書も大事だが、安心する「つくり手」との対話を重ねて建てるのが
本来の住まいつくりではないのか。
何か事が起きると「訴訟」なんていうのは無知を世の中にさらしてどんな得があるのか。

現在の住まいつくりの大半は「広告」に踊らされ、詐欺に掛かった時の為に法律が有効で、
このような実験報告などは、最高の条件化で行なわれていることも気づくべきある。

先人は建てる時には「無駄」と思っても時間と共に「底光り」の出る建物を作れが、大きな教えであった

0829-3.jpg 2008年伝統構法振動実験3

posted by kanno at 07:37| 岩手 ☁| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月24日

「自由水・結合水」てなあに?

四年前に伐採した「桧」を置き場に放置していたら、幹の外側部分の
白太部分が完全に腐食した状態、薪にしようと鉞で割ってみました。(写真)

0824-1.jpg放置材の時間経過

木材の中の水分は自由水と結合水に分けられます。
外皮側の白太部分は成長に欠かせない「水」移動作用する部分であり。
「自由水」部分である。木材の細胞内腔や細胞壁の間隙に液状で存在する
水分また保水構造のため、常に「水」を欲しがる。

年輪でも「赤身」がかった所は、非結晶領域の強制物質と水素結合した
水分自由水が無くなり、結合水のみになった状態のときの含水率が繊維飽和点
「結合水」いわれます。

白太部分の材料を使う場合は、建物の高い乾燥場所使用し、湿気等の発生する
所は避けて、赤身を部分使用したほうが良く、乾燥材であっても地表に近いところや
風通しの悪い場所などに使用すべきではないのです。

研究者は完全乾燥なら構わないといいますが、現場見ていない研究者の話などは
鵜呑みにするべきではないのです。
最後のツケは「住まい手」の責任と逃げられます。また完全乾燥など木製品は
人間では「ミイラ」であり、「吸湿作用」まで亡くなってしまうのは誰も言いません。

大手ハウスメーカーは現在盛んに「本当の木の家」などと宣伝していますが、
欠陥を恐れるあまり、木材産地などには大きな縛りをもって15%以下の材を
使っているが、ホドント「吸湿作用」がなく、広告に踊らされる現在の住宅情報は
住まい手が信用するのは、「住まい手」の勝手だということになっている。

確かに「吸湿作用」が無い木材は「変形」はありえない。だって繊維を殺せば
もう「木」ではなく、「化学建材」と同じであると考えるべきです。

「自由水・結合水」は生きた「木」であるという証拠です。

posted by kanno at 10:44| 岩手 ☀| Comment(0) | ■ 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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