シンタックホーム 菅野照夫
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2009年05月22日

旧「たばこ倉庫内部」見学

春になったら色々と突然が重なりブログにまで手が回らずご無沙汰しました。

P1030813.jpg真中付近から奥方向

戦後昭和20年代後半に建てられた桁行30間・梁間8間坪数300坪の木造の倉庫、現在はJAの肥料などを保管するため、まだまだバリバリの現役で使用されているのです。

P1030810.jpg桁から3間の所の中間柱と火打ち・四方方杖組

建てられた当時、周辺は田畑の野原に巨大な建物だと子供心に記憶しており、もちろん中などにはトテモ入れるなど、国・旧「専売公社」の管理施設だったのです。今は農業関係で時々中に入るが、いつもカメラを忘れるので、内部構造写真を撮ることが出来ませんでしたが、今回運よく撮影できた。

P1030809.jpg梁受け方杖組

戦後のどん底時代、米つくりだけでは生活が間に合わず、農家は収入を得るため近郊近在では皆葉タバコを生産したのでこれだけ大きな倉庫が必要だったのだと思うのです。それにしても木材の豊富な時代と、全て手つくりで良く建てたものです。このあたりが国策事業でなければ出来ません。

P1030812.jpg中間柱に柱表面保存のための保護板、受け束石の出っ張りの削除

内部は車、馬車・トラックが自由に入れる二間巾の通路に二間間隔で中間柱が建っている。
梁間8間は桁から3間の所に受け桁と柱、そして真ん中2間を置いて受け桁と柱、次の3間は左右対称という単純な構造、小屋組は合掌組です。内部壁は全部5分板壁で仕上げ湿気を嫌うので、可也の神経が使われた想像されます。


P1030815.jpg桁方向の取り付け方杖・火打ちおさめと板壁

外部はモルタルペンキ仕上げ、屋根はセメント瓦葺です。この建物は「戦後遺産」であり「登録有形文化財」の候補になりうると思うのですが、「市」はどの様な考えを持っているのかいつか機会があったら聞いて見たいものです。

P1030808.jpg真ん中付近から入り口方向を見る。


posted by kanno at 05:47| Comment(0) | 気仙大工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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