住宅建築工事現場に「木徳八訓」という看板を掲載しました。「木」を扱う方から、了解いただいた銘訓です。その方は「上州国 吉岡住人 福田英作」氏が書いたものです。「木徳八訓」1、森にありては命の水を貯え空気を造り 人の目には緑と紅葉を楽しませるは「木」なり。1、雨にうたれ風雪にさらされ感熱に耐えて 悠然と動かざるは「木」なり。1、丸形変形無言にして庭園街路などに 趣を添え人心を和らぐるは「木」なり。1、古来より幾百年御先祖様を祀りし菩提時も 基礎たるの任務を果たすものは「木」なり。1、住宅にぬくもりと心の豊かさを与え 人の健康を守るものは「木」なり。1、植林・下刈り・間伐で流した汗が 孫子の代に豊かな収穫を約束するは「木」なり。1、 使命をはたし土に還り手も環境にやさしく公害のない地球の大切な資源は「木」なり。1、木の仕事を通じて社会に奉仕することは宇宙船地球号に永遠の愛を誓うことなり。この看板の脇を通る方々が1目見、読んで心に残していただくだけで結構です。すべては「き」から始まらないと世の中は上手くは往かないのではないでしょうか。木を扱う我々がつくる「木の家」に多くの方々に住んでいただきたい。それが先人からの願いであり、次の世代にも「有機の材」である「木の家」が継承され、それでつくられた家の中が、マーアルクなってこそ良いことばかりが来るのではないでしょうか。合掌
posted by kanno at 06:16|
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ところで、「菩提時」は「菩提寺」でないと意味がおかしいと思うのですが、原文が間違っているのでしょうか?
こちらで間違って入力されたのでしょうか?