シンタックホーム 菅野照夫
   にほんブログ村 住まいブログ 伝統工法住宅へ にほんブログ村 にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ にほんブログ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ にほんブログ村

2009年02月06日

1959年製「羽子板ボルト」

約50年前(1959年)に建てられた作業場の解体を依頼されたので、建物調査に内部に入り構造を見て驚き、当時に骨組みを緊結する「羽子板ボルト」がこの気仙の地にも流通していたことの証に遭遇した。 第2次世界大戦に敗れ廃墟から復興には「貧弱」材料(3寸角以下の構造材木)の仕口補強に「鉄」の力の借りないと建物がとても持てるものではなかったのです。 FI2616537_1E.jpg とにかく雨露を凌ぐのと金が回らない時代のことです。先人はそれを意図も簡単に取り入れ補強に使用していたのです。 桁・梁材は持ち山から切り出して使用されていたが、柱などは1度使用された材が再利用されていたのです。 FI2616537_2E.jpg 戦後15年経ちそろそろ第1次産業が軌道に乗り出した時期でもあり、この時代から、職人不足のため多くの中学新卒者は金の卵などと持て囃された始まりでもある。 ・・・・・・・現在の不況のスタートが昭和30年代に始まっていたことになる。金を失うと書いて「鉄」と読むが、正に現在はその時代です。 それからの戦後復興発展は「鉄」なくして語れないのは国民全部の方々がお解りでしょう。 今の時代の建物作りもその「鉄」を抜きにすることは、「建築法律」に違反することになるのです。 FI2616537_3E.jpg 現存する奈良時代の建物の補強に「鉄」を使うという学者と現場大工が激論したのは極最近のことでした。 鉄の力を過信する「学者」昔から「木と鉄」は相反するので使用はやめた方が良いとする『現場大工』とは話が噛みあわずに終わったのは記憶に新しい。 建物上部のため、湿度が少ないため錆も少ないのが幸いしていたので、条件さえ良ければまだ使える代物でした。 FI2616537_4E.jpg これは温度差が激しい場所ではこのような形には残っていなかったであろうと思ったのです。 まあとにかく「梁」両端に2個つけてあるのと機械解体が出来ない場所のため手バラシということで工事金額が決定、その為に移築が可能とアドバイスをしたのです。 ・・・・・・・・今の時代のようにやたらめったに釘など金物などで固めるのは、環境時代には合わないのが現状だ。50年前の建物が再利用できるということは無駄ではなかったのです。

2009年02月05日

改修・模様変え工事は難しい

模様変え工事、全面改修なら楽ですが部分工事なると残しところと、新装部分をどのように取り合わせるかの判断は今までの見えない内部はどのように収めてあるのか、壊さなければ不明が多い。 既存の「和風」出窓を撤去したら張り出し玄関壁に多くの部分が埋め込まれてあり、解体してから、アーアーとなる。 FI2616536_1E.jpg 40年近く前の工法を洗い出さないと無理です。写真 工事前ましては出っ張っている当時玄関構造のタイル張り腰壁などは、樋の雨漏りなどで蟻の棲みかともなっていることが多い。 工事費を多くかけずに仕上げる難しさと増して一番目に着く場所と来る。また元のように収めるのも工期がない。写真 出窓取り外したらあーあーです。タイル仕上げに戻しか新しくするか難しい ・・・・・全体を考える。 FI2616536_2E.jpg FI2616536_3E.jpg          無難な「木」で現した方法がベストと決め、2日かで仕上げるように指示、材料を吟味した結果、住まい手も出来上がったら納得の感じ、職人さんがよかったと感謝されニンマリとしているが、住まい手は心の中で喜んでいるようしだった。写真 下見張りで完成
posted by kanno at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 気仙大工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

省エネ工法の追求

この頃のブログは不真面目と言われてもしかたがありません。 PCの前に座る時間かなり少なくなりました。アクセスされている各人には申し訳ありません。尻に火がついた毎日です。
FI2616535_1E.jpg
今日は省エネ工法の追求、手刻みの場合、多くの「穴・ホゾ」の墨を付けないと刻み手は刻めません。しかし時代の要求は待ってくれません。 木をふんだんに使用する板壁工法は特に大事です。根本を見直した結果「電動工具」などの道具は結構精度が良くできています。
FI2616535_2E.jpg
部材の精度よくすると、このような墨付けで手刻みが出来ます。 通常の半分に近いくらいです。先人から堅く教えられた方々は、その教えを完全に身体で覚えているのでこのような墨付けでは刻めないし、極端に言うと「邪道」とまで言われました。 それとは木巾材料に対して木中という縦の芯墨と面面部分水平陸墨が無い部材なんて無理だとも言われました。
FI2616535_3E.jpg
板壁工法の「気仙大工槌蔵工法」は壁倍率を4倍と大きくするためにはミリ単位で部材・工具を研究しないと壁倍率強度は上がりません。このように改良の結果、無駄な労力が大幅に解消されました。
posted by kanno at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ 未来が見えた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。