シンタックホーム 菅野照夫
   にほんブログ村 住まいブログ 伝統工法住宅へ にほんブログ村 にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ にほんブログ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ にほんブログ村

2008年11月29日

「柳に風折れなし」の言葉の通り

27日28日の2日間にわたり行われた。伝統「的」構法の実大実験は、最後は破壊倒壊まで行くと予想していましたが、粘っこくその様にはならなかった。・・・・・・・・・・関東型の建物は、土台アンカーボルト固定以外、その他の「柱・土台の込み栓」補強金物などを使用せず、振動を与え続けましたが、1995年の神戸波震度2回にも耐え続け、残念ながら最後まで「凛」と建って元に戻ってくれました。昔から、木造建物は「天変地変」取り分け何時来るか解らない「大地震」に抵抗しないという、先人の考え教えに間違いが無かったことが実証されるのではないかと思うのです。詳細は2回目の実験が終わってからに。大風に、「柳が倒れず、欅が倒れた」のごとく、自然界の力をどう対応するかが「根本」であり、難しいヘリ口でおかしなものは作らないのが「伝統構法」でないのかが実証されたのです。写真=2回の神戸波に耐え元に戻った。
posted by kanno at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月27日

明日28日「夕方のTVニュース」必見

明日28日、昨年6月に大改正された「建築基準法」の厳格化によって、歴史的に積み上げられた木造建築「伝統構法」が、新法律では建て難くなりました。何でなのか言うことで、9月から数回現場関係者が「国交省」の担当部署と意見交換してきました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???、色々と質問しましたが、全解答は未だです。そして拙速に国側が対応した結果、今年度から3年間掛けて「伝統構法」の検証がされることになり、急ごしらえの建物を2棟「梁間3間×桁行6間」総2階建て(関東型・関西型)同じ間取り、「貫工法・土壁塗り」で造り、28日(関東型)を「Eディフェンス」の振動台で揺らしことになりました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???、大雑把な考えなのでこれが「伝統構法」とは言い難く1部関係者で決定したので、後の関係者は出汁かも知れない危険性あり。振動実験(神戸海洋気象台・震動波)は12時より13時の間に行う。トニカクどのような経緯を経たのか、「伝統構法」造りというなの、木造2階建て住宅(関東型)の本格実大振動試験が行われることになったので、当日マスコミ各社が競って取材に来ると予想されますので、夕方のニュース番組は必見です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???、実験現場に行けない皆様には、どんな動きで、壊れるかようく見ていただきたいのです。果たしてどうなるやら、「柱ホゾ30mm×90mm」なので、1番先にへばるのではないかと予想されます。建て方作り方が、硬いのが良いのか、柔らかいのが良いのか議論されますが、現場作り手は後者で、頭の固い研究者は前者のようです。それは「木組み」というものを「木」から訊かないで、頭で想像されるからかなあと思う。・・・・・・・・・・・・・・・だから「きがきかない」というので、駄目意見がいつもです。とにかく見てください。そして意見を下さい。お願いします。尚。12月4日は関西型も行います。今日27日が前日予備試験のため、現在旅の途中からブログ書き込み中。・・・・・・・失礼、失礼。今夜はワクワク興奮して寝られません。
posted by kanno at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月21日

全国の「伝統木造大工」さんへ、ご協力のお願い

昨年6月、「建築基準法」が姉歯偽装事件の余波により大改正され、昭和25年制定された法律以前から、先人らが代々伝えてきた木造建築伝統構法が、法改正によって厳格になったのです。なんら手抜きもせずに脈々と伝えられて来たものが、夜が明けた瞬間、灼熱の太陽が真上から照らし様な法律になったのです。そのような法律は現場を全然知らない「もののつくり方を知らない研究者・名誉だけの各種団体長・法律を考えることしか出来ない官僚」などで構成、発布されたから堪りません。日本国の仕組みの可笑しさの露呈だった。それが国民、誰のための法律でもなく、官僚が責任を取らないための無責任、そして「瑕疵保険」などといって国民から「銭」巻き上げる方法を考え出したのです。それとは大量に建てる大手のハウスメーカーが儲かるシステムに以降することである。地方の田舎などで、こつこつ改造改良を行っている大工を脅かし法律であり、住む方々に負担のみを大きくし、大手と思って依頼すると骨の髄までしゃぶり、田舎の抹殺をするために考え出したと言っても過言ではないのです。そこで「平成20年度」が動き出しと直ぐ「国」は「日本住宅・木材技術センター」に「伝統的構法の設計法及び性能検証事業」について早急な事業として、今後3年間かけ「現場実務者」の参加を求めて検証を始めることになったのです。今年度の事業の目玉として、本物の木造建物をつくり、実際の地震波で「実大実験」を世界最大の施設「Eディフェンス」(兵庫県三木市)で行うことになりました。11月28日(関東間型3尺間寸法909mm基本)と12月4日(関西間型3尺間寸法985mm基本)の2棟で実施されます。見学は発表同時に満員となりました。・・・・・・・・やはり皆注目しているのがわかりました。今後色々な調査検討の為に、全国の「伝統木造大工」さんに、地域地方によって作り方建て方が違いなどについて、次世代が「伝統木造大工」を継承される為にも、アンケートに記入、是非ご意見のご協力のお願いをしておりますので、下記のURLから印刷ご記入後「日本住宅・木材技術センター」 にお送りいただきされますよう再度お願いします。(PDF)伝統的構法分類アンケート調査のご協力のお願いhttp://www.howtec.or.jp/gijyutsu/dento/pdf/anketo.pdf伝統的構法の設計法作成及び性能検証の事業についてhttp://www.howtec.or.jp/gijyutsu/dento/dento.html実大振動試験棟図面http://www.howtec.or.jp/gijyutsu/dento/pdf/zumen.pdf実大振動試験棟施工状況http://www.howtec.or.jp/gijyutsu/dento/pdf/sekou.pdf資料・情報別紙1 委員名簿 (pdf)別紙2 委員会開催概要 (pdf)別紙3 実大振動試験棟仕様 (pdf)別紙4 実大振動試験棟図面 (pdf)別紙5 実大振動試験棟施工状況 (pdf)別紙6 公開実験案内 (pdf)
posted by kanno at 07:02| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

白い使者

朝起きて外を見たら、トウトウ今年も「白い冬の使者」が来ました。庭先に停めている車の屋根もホンワリと淡雪・・・・・。この時期「勤労感謝の日」前後を挟んで使者は来ます。ドウダンなどの庭木も綿帽子をかぶり。庭の畑の白菜も、この雪に当たると甘みがましと、作りては何日前から待ち望んでいたのです 作業場の温度計も「0度」より下がり気味です。内陸よりも温暖な気仙にも、使者1号です。何号まで来るか・・・・・・・。。昨年も同時期http://www.doblog.com/weblog/myblog/33509/2616203#2616203
posted by kanno at 07:18| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月19日

時効か?

オイルショクの時代(1973年)に建てられた家、屋根は当時の地元産黒色「陶器瓦」築10年過ぎた辺りからなぜか・・・・・赤色の斑点が目立ってきたのです。外して叩くと鈍い音がします。瓦の製作当時もの凄い「狂乱物価」で、物不足で一気一悠した時代恐らく石油が間に合わず、焼き温度に達しないで作られたのだと思うのです。間近で見ると、やはり酷い姿です。住んでいる方は過去を追及しても、当時に戻るわけでもないので、今以上に酷くなってからでも吹き替えは出来ると、それまでは大丈夫だと聞いていたとの事、その間に工事資金を蓄え要る以外に無いと心の準備は出来ているようです。この時代仕事ほしさに色々なセールスが、何10人と訪問されたが頑として動かない方だった。これからは「製造物責任」という法でナントカなるが、今までは消耗品社会の耐久は30年も経ると耐久性がないという法律で「時効」でしょう。国が進める「二百年住宅」などにも耐久性の悪い化学加工された建材などで、今後建てられるだろうが、50年経ったら、肌のピンと張った方も皺だらけになると一緒です。人間が機械加工生産したものには時限があるのだということです。でも骨格の「日本の木」をそのまま使った茅葺民家が、今、見直しされているのは、作られた当時の人の考えは「孫末代」までいう思想があったということです。「放浪民族」と様変わりした現代、その様な考えでは時代錯誤と言われるだけですが。入れものが悪いモノ中で育つということは、社会に出ても碌なことをしない見本が、現代作られる家の中にあるのです。それは、「ひとつくり・家つくり」に思想がないということで自分さえ良ければ良いと「勝手主義」の満員社会ではなかろうか。・・・・・・・・・・・・兎に角「時効」と考える以外ない。
posted by kanno at 05:45| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

凡て「女」への感謝の印

田舎にまで、家の新築する若者施主には、棟上・建前の感謝の祝い事が省略され始めて数年が経ちました。この地に御世話になるという神事「地鎮祭」は、マダマダ省略されずに行われて要るがそれも遠からず消滅していくのが時代の流れかも知れない。神仏への感謝を希薄になり、第一金がなければとても家棟も建たないと、大いなる無駄と考えられ、生きているとは何ぞやも、忘れ去られて行く始末だ。でも生きていく上で物事のケジメなので、聞かれれば行った方が後に後悔するよりは話をする。この先このまま順調に行くという保障がない以上は、どこかに拠り所がないと、人間って困った時の神頼みでは遅いと思う。建前の神事も、凡てが「かかや、女房、女」への感謝の印であり、この家を守るのも「女」であり、入れものも・・・・だから「おんなの城」なのである。前にも京都「千本釈迦堂」の謂れを書きましたが、柱を短くした棟梁が建前をどうしよう苦悩する姿を見た女房「お亀」が、女の知恵で棟梁が上手くいった仕事の口封じに自ら命を絶ったことを書きましたが、作る側にも「おんな」がいたという、感謝が棟に飾るものは凡て女のものばかりを入れて神に末代までも繁栄するように報告するのです。その後に、神への「直会」へと進むのが今までの慣わしだったのです。
posted by kanno at 06:40| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月17日

先人ひとつひとつ手つくり

昭和初期に建てられた洋風ホテルの見学から、重厚な欅つくりの階段、現在なら凡て機械加工で出来ますが、80年前当時には職人の手つくりでしか作れなかったのです。どこ見てもどれくらいの日にちが掛かったのだろうと想像する。途中で折り返し階段手すりの親柱の頭部分を見ただけでも4面同じ模様です。マシテ材料が「欅」、柱が建てられた後に別に取り付けたものだろう。頭の木目が柱と違うのでそうだろうと判断したのです。デザイン模様にしても、現在なら4面の1面を書くと後は角度を変え反転すると同じ模様がかけます。柱と頭の彫刻の材にしても、かなりの時間乾燥をかけないととても出来るものではなく、自然乾燥だけは無理であり、これ位フンダンに使う以上は恐らく蒸気釜で長い時間かけたのだろう思う。唯、欅材は硬いが考え方次第では凄く素直部分もあり、当時の工人の見事な取り付け納め方をどのように行ったのか、良い勉強になった。やはり先人の仕事を見る機会があるというのは本当にありがたいことであり、自己の考えの訂正にもなるのです。
posted by kanno at 07:03| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月16日

珍問答―――801

TV放送で、世界にある「坂道」と言われる坂の内、「のぼり坂」と「くだり坂」のどちらが多いかと言う質問、う〜んナンダコリャと一瞬考えたが。・・・・・・・・・我が家も、国道45号線から上りますが、また我が家から国道に出るためには、下らなければならない。そしたら、坂道の道は1ヶ所であり、それを登り降りしたら、「上り・下り」があってこそ坂と言うんじゃない。・・・・・・単純なことを司会者の言葉に一瞬考え、頭を捻るなんて、「オレオレ詐欺」に引っ掛かる前の予行演習だ。・・・・・・納得今の時代、国民の大半が困っているのを政治家はどれだけわかっているのか、国民を導く「日本国」の経営者、国民から預かった「お金」を国民全員に大きな「借金」してまでも分配するんだって、カッコいいことをするんだね。庶民派と自認する大旦那たちは、国民が選挙で選んだ方々であり、空を向いて、真上に唾を飛ばしたら何処に行くのでしょう。と同じ坂道を登ったら帰りも同じではと思う。凡て自分に返ってくるが道理です。2兆円というお金を5%の消費税で考えると、国民が40兆円以上の買い物をして、収めたお金ではないのか。一番大事な命を預かる「医療現場」、次世代をつくり育てなければいけない「子育て」、国の根幹である物流「運送関連」、1極集中による大きな弊害、地域地方末端の崩壊の中での「山里の暮らし」を守る人々と、数え上げたら切がないくらい困っている人々も便利社会という「微温湯」に漬かった現世。政治家は理解できず、無い財布から、意味がわからない子供に大きな小遣いにも満たない「金」を配るなんて、経営者として失格者といっても過言ではないのか。・・・・・・・凡て御身の保全しか考えなんて「釜返し」ではなく、「竃」返しになるほかない。次世代が哀れだ。いつも言う「親辛抱・子堕落・孫宝飯道・曾孫の悪アガキ」の堕落政治だ。歴史は繰り返し、「驕る平家」の時代と同じになった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平家物語巻第一 祇園精舍 祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。おごれる人も久しからず。唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。遠く異朝をとぶらへば、秦の趙高、漢の王莽、梁の周伊、唐の禄山、是等は皆、旧主先皇の政にもしたがはず、楽みをきはめ、諫をもおもひいれず、天下のみだれむ事をさとらずして、民間の愁る所をしらざしかば、久しからずして、亡じにし者ども也。近く本朝をうかがふに、承平の将門、天慶の純友、康和の義親、平治の信頼、此等はおごれる心もたけき事も、皆とりどりにこそありしかども、まぢかくは六波羅の入道前太政大臣平朝臣清盛公と申し人のありさま、伝うけ給るこそ、心も詞も及ばれね。其先祖を尋ぬれば、桓武天皇第五の皇子、一品式部卿葛原親王、九代の後胤、讃岐守正盛が孫、刑部卿忠盛朝臣の嫡男なり。彼親王の御子、高視の王、無官無位にしてうせ給ぬ。其御子、高望の王の時、始て平の姓を給て、上総介になり給しより、忽に王氏を出て人臣につらなる。其子鎮守府将軍義茂、後には国香とあらたむ。国香より正盛にいたる迄、六代は、諸国の受領たりしかども、殿上の仙藉をばいまだゆるされず。
posted by kanno at 08:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月15日

建物の柱がスネーク現象・・・・ブログ800回

13日に書いたブログの「伝統構法の検証」の中で紹介するのを忘れました。柱高3m、柱巾120mm角、貫2段の2枚目の写真の実験建物に水平地震振動を与え、揺らし現象を見学していたら、柱が極端ではないが「S状」にスネーク現象・・・・・・ハッキリと目にしたのです。勿論その現象はビデオに記録して有りますが、話には聞いていたが現実その姿をみて大変驚いたのです。通常あの4寸角が、酔っ払った人の背骨がS状に曲がるなんて、長材ならともかく巾の25倍のものが酔っ払うなんて、木のシナヤカサを改めて感じたのです。実験台を前後揺らしだけと、実際の垂直荷重を計算しての重量を加えての事であり、ただ単に人力では不可能とも思われても地震時にはそのような事がありえるのだと分かった。現在のように筋交工法だけでは「スネーク現象」は起きないと思うが、水平貫工法だと人と人が手をつないだ状態と同じではないかと考えるのです。両方の柱の強度が互いの力の強弱を繋がり合い、加力で押された時には上部が反作用で手前に戻ろうとする力、柱の中間付近を零としてしなるのだと思う。このブログで動画を見ていただけなのが残念です。
posted by kanno at 06:25| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

未だおさめ方不明?

昨年箱根宮下富士屋ホテルを見学した際、昭和5年(1930年)に建てられたメインダイニングルームは、日光東照宮本殿をモデルに造られており、高山植物や花鳥が描かれた見ごたえのある格天井と彫刻が見事、その中の1部に天井の「格」の組み方がどの様な細工で収めたのかは想像できないのです。確かに「剣先」のおさめかたですが、中がどのようにしてあるのか。未だ未だわからない、勉強不足です。下から見上げたところだが、木目が同じ材であり拡大すると4方向とも別細工であるような気がする。「職人根性」は変なところに「目」が行き勝手にどのようになっているかを心配するなんて、やはり一種の職業的な病なんだなあ。・・・・・・・でもどの仕事を見ても、大正の名残が多くあり、1日中見てもこれでもかこれでもかと、依頼者に答えるための仕事の後、見事な細工仕事の1語に尽きる。
posted by kanno at 06:37| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。