シンタックホーム 菅野照夫
   にほんブログ村 住まいブログ 伝統工法住宅へ にほんブログ村 にほんブログ村 住まいブログ 大工・職人へ にほんブログ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅へ にほんブログ村

2007年09月30日

段々油が・・・・・・・乗ってきました。

気温も下がりだし、しのぎやすくなってきた、朝晩・・・・・・・・・・。
十五夜も過ぎ、北の海で修行してきた「さけ」も産卵のために、ふるさとの川に上ってきました。

新聞・テレビは、北上川、川口から200kmも上流の盛岡中津川にも、昨年より1日遅れで遡上したと報道され、いつも思うが不思議です。
地図もないのに、「ふるさと」がわかるなんて、人間より素晴らしいじゃない。自分より大きな魚に食べられず、3年から4年も北の海で過ごして来たのだ。凄いの一言です。

裕子母さんのBOOログ




秋刀魚も段々、港に近いところまで漁場がキダシテ、新鮮さが益々上がります。昨日も差し入れがあり1度に食べきれないので、刺身・焼き・すり身と、どれに料理しても新鮮な魚は一味も二味もちがう。すり身の汁は大根・豆腐・人参・葱でもう十分です。煮れば煮るほど大根に味がしみて最高です。
本当に旨いです。

―写真― 秋刀魚のすり身汁




十五夜が過ぎる頃になると、鰹も「戻り鰹」になり、北から贈り物「おきあみ」を食べ、水温が下がると自然に体の中に脂肪を蓄える。いわゆる油分が濃くなり、春の鰹とは全然違う味になります。昨日も、鰯の餌仕込み一本釣りかつお船から、油の乗った銀緑が光る「戻り鰹」が届き早速片まいを裁き、今晩のシバデで一杯、美味しいです。これから三陸沖南下する内食べられます。ありかたいことです。 「あっとであ」旨い。

―写真― 戻り鰹の刺身




オモシロイモノ見っけた。
自分を中心に4人の名前を入れると「相関」が解るんだって、これハマッチャウは・・・・・・・・
一度悪戯すると、おもしろいへへへぇ。

「相関図ジェネレータ 第三サーバ」

http://124.146.169.53/sokan/

日曜日だ、皆さん今日も元気で。



2007年09月29日

三文判と実印

仕事柄、印鑑を使うことが多い、「三文判」さえ付いてあると、色々な事が通用する日本社会である。
本人の資産以外で動くことなど、とにかく役所が相手だと、三文判ならOKだ。
ワープロで作られた書類でも「印」所に認印が押されていれば通用する社会なのだ。
名前を使われた、本人が知らないところで偽の本人の書類が勝手に動いていく、「摩訶不思議」な世の中だ。
せめて、本人の自筆ならいざ知らず、機械で勝手に書かれたものが通用する。もし本人が不在で代筆・代印で書類が動くなら、代筆者の署名若しくは委任状が必要ではないのかと思う。

資産関係の事、国が管理する土地の払い下げの事で、払い下げを受ける方が、隣地だったので、書類作成に必要なので払い下げ者から、判を突いてくれと書類を持って玄関先に来たのです。

確かに過日境界立会いもお願いされ、関係者数人と立ち会ったのだから、「実印」を付かなきゃならないのは解っていたが、「判」とは言っても「認印」ではなく「実印」なら又別だ。玄関先で認印を付くのと訳が違うので、とにかく茶の間に通して、判を付かなければならない書類に目をやり、中身の確認が先である。

当人は判を付く中身をどれだけ理解していたかは聞かなかったが、20数年前、役所の方が持ってきた書類に判を付いた事が発端で、今回の払い下げになったのだ。本人曰く、その時に簡単に判ついた自分ではなく、書類を持ってきた役人の説明無かったと、自論を聞きながら、中身を読んだ。

関係者の判「実印」登録番号などが記載され、こちらに来たのは最後のようだ。

「実印」を付くということ意味が判らないのか、まずは最初に立会いの「礼」が先ではないの???。
そして頭を下げ、「実印」をお願いするのが常道ではないのかと思う。ましては60歳にもなる方が、自分が財産を取得するのに、簡単に玄関先に立って書類に判を付いてくれは無いでしょうと思ったのである。

仕事柄、建物が完成し施主が登記のときに使用する引渡し証明書の作成、今回のように土地・借用関係で「実印」は付くが、亡き伯父からは「判」の意味を若年の時から叩き込まれてきたので、保証人なる時の心得を含め、如何に『ハンコ』の意味が知らずに世の中が動いているものだと思った。

「命の次」に大事なのだ言うことを、今回改めて反省をしたのである。

「判」の意味が知らない社会に成りつつあるのかと思ったが・・・・・・・・・・・・






じついん【実印】
市役所などに登録しておき、当人が直接関係していることを証明できる印。不動産の登記などに必要。

【三文判(ばん)】
出来あいの、安い印判。







2007年09月28日

行動が―>活動に

昨日に続き、「NPO緑の列島ネットワーク」総会後の「記念講演会」、国際生態学者宮脇 昭先生の活動一部を紹介します。

如何に緑の大切さが重要なのか、そして住む地域の暮しを守るには、大きな予算での行動ではなく、「緑」を植える喜びが、自分らの住む地域の生命・財産を守るのだとその事例を教えていただきました。

日本の山だけでは無く、自分らの住む地域も「緑」で取り囲むことで、人の心に癒しをもたらし、戦後経済の豊かさの中に、失ったものまで復活できることを先生は説いてくれた。

それは、先人の知恵が生かされた例として、都市砂漠の中に大事に残された照葉樹林に囲まれた「鎮守の森」、空から見ると欲望の渦巻く町の中に、点のように残された意味は、大災害の時の火災の「避難」に役に立つのと、その森に逃げ込むことで、命まで助かるのだと正にその通りです。

―写真― 神の緑が命・財産を救うのだの事例




大規模開発の結果、道路がつくられ、拡張されることによる「緑」との関係、小さな子供達を巻き込むことによって、その子らの親まで参加して、道路に低木・高木の植栽を大勢で行ったのです。

―写真― この子らが大きく成長する時には、何倍もの高さになるだろう。




国会ではないですが、数の力が見事な成果になった。
数年経つともう見事な変化です。
どこかの日当りの良いテーブルに大きな図面を広げて頭を捻っても、このような「緑」豊かな風景などは絵に描いた餅以上だと思うよ。

―写真― 数年でこんなに、運転者その木を見、生活する者への癒し効果は金では買えない。




官が行うと直ぐに成果を求められるから、背の高い木を植えたがる愚かさは、植木屋さんにばかりお金が流れるシステム、そのお金で仕事がえりに一杯飲めて、その話の中に次回のことが話しになる。
それの悪循環の戦後政治、そして国家を忘れ自分の地位だけが豊かになり、「緑」が枯れてゆく、また復活のためにお金を注ぎ込む、壮大な無駄社会が生まれる。

―写真― 大勢の学生たちが植栽に参加




数年経ると、とても想像できないくらいに、成長したのです。
毎年国土を守る為、そして木材需要にこたえる為にと、莫大な補助金が使われているが、果たして国民の為にではなく、捕助金に群がる連中を食わしために使われているのが今の日本国であり、山も里も有効に生かされているとは思われないのが現状だ。だから天災には無力は自然ばかりではなく根本が狂っているからだと思うのだ。

―写真― 人の背丈などとは比べるどころではなく、木の正直さが証明されたのです。

(嘘がないから良い)

「現場主義」宮脇先生の植樹に参加。

http://earthwalkerjp.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_92f7.html

森づくり植樹祭

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070924-00000019-mailo-l11

横浜国立大学との共同植生調査・植樹(プロジェクト)

http://beekeeper.3838.com/profile/04torikumi/activity/shokuju/mongol/2006.html

「YOKOHAMA千年の杜」プロジェクトを開始 グローバル規模の植樹活動

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001744.000000000.html




2007年09月27日

金より、知恵と勇気が先ではないの・・・・・・

24日、「近くの山の木で家をつくる運動」の母体「NPO緑の列島ネットワーク」の総会が名古屋工業大学で開催、日本人の性格が熱くて冷めやすいのが本当に証明された組織でもある。

2001年元日の朝日新聞全国版見開きページ2面に、大胆な山並みのかたちした2000数百名の賛同者が名を連ねた広告、そして、それに関連した本などは飛ぶように売れた。そこから21世紀の時代が始まった。その年次総会の記念すべき行事には今まで色々な方を招き講演会などを行ってきた。

―写真― 講演者、宮脇先生




今年度は、「近山スクール名古屋」との共催で、国際的な生態学者「宮脇 昭」横浜国立大学名誉教授の話が聞けた。日本では余り知られていない、植裁関係では世界から絶大なる信頼されている方です。

戦後、日本は先人が永く築いてきたものを全部放棄し(戦争に負け無条件降伏以上の鬼畜な民族になった)、何でも観でも西洋カブレになり、現代は下等動物のように欲望の向かうままになってしまったのである。その西洋カブレが、生活の隅々まで浸透し、金(予算)さえあれば何を行っても許される風潮が満員、欲望を満たした為には法律の裏を掻いて、徹底的に誤魔化しことしか頭が働かなくなり、国のトップが行き詰まり、苦悩の末国家の旦那の仕事を途中で放棄が凄く当たり前に、今後引き継ぐ方は前例に習って、何時でも出来る道筋をつけたのである。・・・・・・まあ愚痴こんなところにして。

―写真― 講演の「題」




講演会の宮脇先生の話

金のある組織や、会社が植栽を行うときには目立つ「記念木」を3点の支え木で押さえて植える、当然のことなのです。特に、お偉いの方々などの記念樹を植えるさえは、苗木ではなく幾らか背の高い木を植えるのが、テレビなどで映りが良いので植えましよね。それは木を知らない人間が、目立つ為に行っていることで、本当に木の生態を知らない方が考え出したことではないでしょうか。
木が育つための土の養分のない、埋め立て盛土されたところに低木ではなく、高木を植えるなどは、植木屋さんに就職の場を提供しているだけだとも言い切り、愚かな人間が銭任せて行っている行為なども照会した。

―写真― 事例・植栽前




本当に緑の世界に変えるには、種から育成し、1本ではなく何万本も植える方が木の持っている競争意識を刺激し、針葉樹のように欲望の塊にせず、時間が経つほど手の掛からない植栽をするのが、人々の暮らしにとって大事だとも話、世界各国から招かれ、広大隣国、中国には「宮脇式植樹祭」とまで書かないと、偽者横行の国でも絶賛されるのを、写真などで照会されたのである。

権力者にとっては、宮脇先生のような方は天敵で、歓迎されないのも事実なのです。農林・林野・国交などにしがみ付き、それで仕事を行っている者とっては迷惑センパンな話です。このような方々には国を良くすることより、既得権益を侵されることは大迷惑なことであり、その関係者にとっては「宮脇式」植栽がどんなに良い方法でも、認められないのも事実なのです。

色々と話されたことは、金より先に「知恵」と「勇気」が必要だと感じた。

―写真― 事例・植栽後数年で大変化。





宮脇昭先生」関連ページ

大事なのは、いかに本物の師や仲間とつながっていくか、ということ
http://www.innovative.jp/interview/2005/0302.php

「日本の雑木林はニセモノだ、本来の森に帰せ」(宮脇昭)http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C711118400/E20051220110211/index.html

(財)国際生態学センター研究所長、植物学者宮脇 昭さんhttp://www.asahi.co.jp/50th/miyawaki.html

まいまいクラブhttps://my-mai.mainichi.co.jp/mymai/modules/ueru16/








2007年09月23日

動から静への自然界

暑さ寒さも彼岸までと言われ、その彼岸、「秋の中日」が今日。
地球の地軸が幾らか振れているために、四季がある。

これはどんな偉い方、巨大な権力を持っている方でも、動かしことが出来ない事である。
北半球が、太陽に向かい頭を垂れていたのが今日を境に、南半球に「動」を譲り、北半球は『静』に入る。

そうすると、北半球の動植物は、それに対応するように、木は、木の葉を落とし、動物は寒さを越し為の準備に入る。(誰が教えた訳でもないのに)そして来年の『春の彼岸』まで耐える。

地球温暖化で、冬の厳しさが少なくなって来た今、平地の木は余り水を落とさなくなって来ている。寒さが厳しいほど、良い木が育つのに、人間の果てしない欲望が地球を狂わせ初め、杉の木などは年輪のメが荒くなり、しまりの無い木が多くなってきた。(これからどうなるんだろう???)

―――――写真ー9月22日朝7時前の御天等様――――――




寒い時には寒くあるべきなのに、それが無くなりつつあり、万物が存続の危機がくるような気がする。このまま行くことは、また致し方が無いことであるか。

「節」(せつ)でもない時に「木」を切る愚かかさの日本人、形があれば良い木を季節かまわずに切る。その木の気が、人の暮らしに大きく拘っているのを、無視して使われている現在、社会が可笑しくなるのも頷けるというものだ。

五行(〔中国の昔の思想で〕宇宙の万有を作っている元とした、)「木(モク)・火(カ)・土(ド)・金(ゴン)・水(スイ)の五つの元素」のバランスが崩れることは、自然界の崩壊に繋がり、このまま行けば、地球のバランスを崩れていく気がしてならないのだ。

魚なども、冷たい水を潜ることによって、脂肪がつき美味しくなるのに、温暖化がこれからどんどん進んだら、今から「旬」の戻り鰹なども不味くなるだろう想う。動物の身を引き締める、冷たい寒い季節を経るから良いのであって、四季が狂うことの最後、「人」が狂うと言う事に繋がることではないのか。

―――――写真―松の根元の草に虫の卵か―――――

小さな生き物にも次の世代を残しのを見た。






posted by kanno at 05:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 節・節 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月22日

砂地の松

先日の台風7号の後、高田松原を歩いていたら、
1ヶ所に纏まって数本の松の木が倒れていた。
倒れた後を見ると、砂地に育ち難しさを根元から見た。
砂地に育ちのは難しいのです。
写真の姿を見ても、本当はあるはずの「ごぼう」根が無いのです。
根が真下に行くには、表土の厚さが数センチでは無理か。




この若木が、精一杯根を張ってもこれだけしかないのです。
周囲の木に追いつき追い越せは、自然界の生き物の姿だ。
どうしても、周囲に負けるということは、枯れることなのです。
その木が今回の大風に負けてこのような姿になった。




どこかの国の、トップ見たいですね。
周辺の木は耐えたのに、一瞬の強風には無しすべも無かったのか。
良く土を削ると、今頃から松毬が乾き、種の保存のため風を
利用して、風下に飛んでいくのが松の習性です。
自然界は上手くできていないと、次の世代が育たないのです。
それは無理な力みがなく、松毬になるまでがその「松」の仕事なのだ。




高田松原は東西に長いため、弓状の内側が南に面している。
日当りは抜群によく、松は日陰には育ち難い性質なので、日が
燦燦とあたることが松の生命力なのだ。
しかし10数年育って、終わりとは自然界ですねぇ。
もし松を植林するなら、土を見てからではないと、栄養が
あるところには、育てないのも「松」なのです。




そして国は、杉の木を低い山の峰まで植林する愚かさ植えれば
良いと言う物ではない。頭は良くても、自然知らずだ。
それが霞を食う、「霞ヶ関」の頭の良い方たちの考えではないの。
それで「補助金」を出しているのだと威張るんだ。・・・・・・・トホトホ悲しい。




2007年09月21日

雀がイナイ異変です。

お盆が過ぎ1ヶ月が経った、もうお彼岸まで来ちゃた。

ところでこのブログを読んでいる方にお尋ねします。

まもなく稲刈りの季節。(もう刈っている方も出てきた。)

お盆辺りから穂が出てきたのに、いつも悩ませられる。

雀が今年何処に行ったんでしょう。・・・・・・・・・

全然姿が見えないのです。




いないと言うことは、皆死んだろうか、いつも真っ黒なるくらい来て

たわわな稲穂に縋り食って行くのに、1羽も見えないということは、

自然界に何か、起きたのだろうか、気味が悪い。

(―写真― 2羽だけ見かけた電線にしがっている)


鳥や獣が来て食べる食べ物は美味しいと、昔年寄りから聞いたもんだが、

もちろん、「雀と何とか(♀)」は一度味を覚えると、そこの所にしかイカナモンだとも聞いた。

また、「大工と雀」は、『軒先で泣く』とも言われ、我々の世界では欠かせない鳥でもある。

何故・・・・・・・どこかに行ったんだ。不思議だ。

皆様の地方は例年通りに、雀が来てますか。・・・・・・・・それが知りたいです。。。

お願いします。・・・・・・・・例年と違うという方がおりましたら、コメント下さい。







2007年09月17日

若き挑戦者

14日の、国交省との「改正建築基準法」セミナーの会場に協力してくれた、財)住宅産業研修財団松田妙子理事長さん(兼・大工育成塾長―弟子の超おふくろさん)を開場前、2月にお世話になったので、少しの間だ3分でも思い、表敬訪問。

まあ座れと進められ、3分が、延々と色々な話をなされ、その話の中で、若き挑戦者の塾生が作った珍品のオンパレードを見せられ、どうしても教えてくれないというものを出してきた。(ワカルかとの質問???・・・・・判らない)




骨組み木材をキンケツする、公庫用ボルトの座金にH型の板をはめ込んだものだ、誰がどう見てもどのように細工したのか、判らない。
でも人間がつくったものだから、必ずつくり方があるだろうと思い、写真を撮らせてもらった。

当日の講師、国交省の方々も全然判らないと首をかしげる、色々な角度から見ているうちに、どこかで接ぎ合せているのではないかと、見たけどその形跡がない。・・・・・・・・・・・・




ものつくりが、問題をだされ、表敬時間がオーバーして会場へ。

予定した以上のセミナー参加者に松田理事長が感激のあいさつ、国交省の外郭団体として国に物を申し「超おふくろ」が、大きな声で講師・参加者に喝を入れ、セミナーが終わるまで後ろの方で、国と参加者を応援してくれたことに感謝して帰って来た。

今後、木造建築の大工「若き挑戦者」に、今回の法律改正セミナー参加者達に、現世はなにをしていたんだと言われないように頑張る以外にない。





改正法の質問に丁寧に答えてくれた国交省方々、外。

国土交通省住宅局建築指導課長 水流潤太郎 氏

国土交通省住宅局建築指導課課長補佐 今村 敬 氏

国土交通省住宅局住宅生産課木造住宅振興室長 越海 興一 氏

財団法人 住宅産業研修財団理事長 松田 妙子 氏

司会 : (有) 笠松工務店 笠松克一郎 氏
コーディネーター
(有) ナチュラルパートナーズ 大江 忍 氏

ご苦労様でした。

―写真― 1・2・3不思議な「木と金物」 4 大工育成塾ー超おふくろさん





posted by kanno at 07:36| Comment(5) | TrackBack(1) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月16日

「銭・法」の往復ビンタで叩かれぱなしの伝統工法

6月20日から、「改正建築基準法」が施行され、多くの問題点が指摘されてきた。

我々、伝統工法で住まいをつくる、全国有志の会「職人がつくる木の家ネット」のメーリングリスト,5月30日付け、この問題を最初に提起した。熊本県で伝統工法の設計を行っている「古川さん」が、全会員に知らせてきました。

古川さんの、「木の家ネット」に参加しているメンバーリスト
http://kino-ie.net/member/index.php?e=497

古川さんのブログ
http://www.doblog.com/weblog/myblog/33449

―――――――――――――――――――――――――――――――――


その時の内容メーリング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


基準法改正は書類手続きの件で、建築士会をにぎわしていますので、木構造の件で、みなさまご存知かとおもいました。雑誌掲載予定の原稿を見て下さい。


先年9月に閣議決定された住生活基本法には「住宅の建設における伝統的な技術の継承及び向上を図るため、・・・・(中略)木造住宅に関する伝統的な技術の継承・発展、の整備等を推進する。」と、日本の建築文化を再認識したものでした。

技術的にも、12年基準法改正で、仕様規定から性能規定に変わり、限界耐力計算法により、貫・足固め構法等、伝統構法の家が合法的に建築可能となりました。しかし、限界耐力計算法は、計算が複雑なため構造専門事務所に依頼すれば高額になり、あまり普及しませんでした。そこで、国土交通省木造住宅推進室も、構造のデーターベースを増やし、構造計算の簡略化をはかれば、限界耐力計算法の費用も、現在40万円近くかかっているものが、半分ぐらいになればと、研究をつづけていました。

伝統構法を愛する大工職人にとって、かすかな光が見えてきたと喜んでいました。しかし、6月20日からの改正建築基準法は、これらの考えと全く逆行するものです。わずかな光はピカドン(原爆)の光でした。改正建築基準法により、限界耐力計算法を使って伝統的な木造住宅を建築することが非常に難しくなる理由は次の通りです。これで伝統構法の家は壊滅状態になるのではないでしょうか。


1、料金について

限界耐力計算で行う木造住宅は、大規模建築物と同等の「指定構造計算適合」の扱いになります。「指定構造計算適合」の料金が1000M2以下の基準がありません。1000M2程度の大規模建築物の工事費用は、概ね2億円、設計費用は2千万円。その内構造計算は300万円で、ピアチェック費用が16万円は妥当な金額でしょう。

しかし、200M2程度の限界耐力計算で行う木造住宅が、この大規模建築物と同等扱いになるのです。

本審査の限界耐力計算費用が3万円(ERI)なのに、再審査費用が16万円は高すぎます。更に、中間検査が義務づけられました。中間検査の必要性を言うのであれば、筋交いや壁量計算の住宅はどうして中間検査が免除になるのでしょか。

仕様規定だったら、仕様を検査する必要があるのではないでしょうか。限界耐力計算法による木造住宅の確認申請費用があまりに高すぎ、伝統的な木造住宅の建築は、断念せざるをえない状況になります。

仕様規定住宅と比較して、本審査3万円+中間検査3万円+ピアチェック16万円=22万円と申請手数料に差があるのです。

2、安全限界について

限界耐力計算の中で「損傷限界」が1/120は理解ができます。木造の「安全限界」が、一律1/30と決ました。筋交いや合板の「安全限界」は1/30が妥当です。しかし、柔構造の貫や差し鴨居の「安全限界」は1/15ぐらいしか出ません。がんばっても「安全限界」は1/20です。これでは伝統木構造は建たないのです。

3、職人について

「住生活基本計画」に基づき、木造住宅の担い手である大工技能者の育成が推進していくものと思っていました。国家事業で行っている大工育成塾もその一環でしょう。日本の伝統木構造を継承しようと、補助金を3年間出して育成する事業です。卒業生は、水を得た魚のように生き生きと働いていると聞いています。でも、22万円も追加出費を出す建築主はほとんどいません。大工技能者を身につけても生かす仕事の場が無くなってしまいます。大工育成塾は全く遊びの世界になります。大工たちは、仕方なく簡易パタパタ組み立てハウスに従事することになるのです。

4、民家再生について

 「住生活基本計画」(地域の自然、歴史、文化、の継承)により、民家再生が見直されようとしていました。民家は足固め、貫、指し鴨居で構成され、安全限界も1/15に近い構造です。この法律で民家再生はほとんど行われなくなります。


新種や外来種が日本に入る場合は、規制強化が取られます。しかし、建築業界は逆です。本来種の伝統木構造の住宅は、追加金22万円の追加出費がかかり、70日も審査期間を取られ、工事審査も厳しくチェック。その1方、外来種である筋交い工法は、工事審査もなくフリーパスです。

国宝クラスの建物は残りますが、民間の力による伝統構法の日本の家は、日本の地から消えてしまいます。現在行われている大工育成塾の卒業生は、腕のふるいようがなく、育成費用は無駄な税金の使い方です。又、構造のデーターベースも活用の場がありません。

日本の伝統木構造の住宅を消滅させ、アメリカによくあるリカちゃん人形みたいな家を増やし、アメリカの52番目の州として、ふさわしい美しい国づくりの法律改正だったのでしょうか。


以上


――――――――――――――――――――――――――――――――――

4つに分けて、問題を出してくれました。

その内容をこうして知ったのは、施行が20日もない時点です。時すでに遅しです。


――――――――――――――――――――――――――――――――――



それから10日後

基準法改正の全貌が現れました。
やはり、ペアチェック費用は22万円と決定。

構造適合性判定機関が県内に設置はされましたが、限界耐力計算の建物はどんなに小さくても、1万M2以上の建物と同じく、県内の機関では審査をせず、東京の日本建築センター送りとなりました。VIP待遇であります。

日本建築センターがどんな組織か良くわかりません。パンクするのではないでしょうか。

安全限界の1/30に、ただし書きが追加されました。日経アーキテクチャー等の事前情報とは少し違うようです。安全生が証明されれば1/30以下でも良いことになりました。安心しました。

しかし、地盤の液状化現象計算の要求が追加されました。スエーデン式地盤調査結果では解析出来ません。

近くのビル建築のデーターを利用しても良いのか未定。ナマスを吹くような、御親切な基準法です。


――――――――――――――――――――――――――――――――――



このような法律がこれから巾を利かされたのでは、「木の家つくり」を辞めろと言われたも同然です。

その後、いつもお世話になっている「大工・工務店専門業界紙」の方と電話でやり取りしてきたが、話の返事は、建築士会、建築士事務所協会、建築家協会など多く業界団体にヒヤリングをしたので、勝手に作った訳ではないとの返事でした。

伝統工法での確認などを行ったことのない、業界団体のお偉方に了解を取ったんだから、今更文句を言ったって、法律が施行された以上、現場はそれで行うのは当然だとの返事だ。

これでは、年間購読料を払って読んできたのは、国交省の都合の良い連絡するだけを行う新聞なら、来年から購読をやめるとまで言い切ったのです。本当に月3回も送られてくる新聞には、「大工・工務店」の見方などと大見出しで、書いているのは完全に詐欺以外の何者でもないのです。もっと現場を理解しているもんだと、こちらが勝手に思っていたのは、間違いだった。
(間違いだらけの日本もここまで来た)

その後6月中旬、古民家などを多く手がけていて、いつもお世話になっている埼玉県久喜市の「和田工芸」の社長 和田勝利さんと電話で話し、とにかく国との話が一番近いあなたに、人肌抜いて刳れとお願いした。

とにかく改正法は始まることに決まったのだから、駿足に問題提起を行うはないと、「建てぬし・作り手」が一番の被害者になると意見から、とにかく本丸を攻める以外になく、肩書きばかりの連中を中に入れてはこちらの考えが伝わらないとのことで、直談判が効をそうし、9月14日のセミナーになった。


和田さんの、「木の家ネット」に参加しているメンバーリスト
http://kino-ie.net/member/index.php?e=586


和田工芸さんのブログ

http://www.doblog.com/weblog/myblog/33425

全国に今回の改正で、胸や腹が煮えかえっている方々が多くいるのだ、もっと身近で解りやすい方法で国民に知らせるべきであり、今回関心のある方々が予想以上にセミナーに参加され、胸にツッカエテいたものが幾らでも取れ、次回のセミナーが開催されることになったのは大きな前進であった。

伝統工法は「銭」というハンマー、「法」いう大槌で叩かれ、そのうえ頬を往復ビンタで殴られ、全身瘤どころか、早く死んでしまいと宣告されたも同然である。
でもこんな無で法ナ「法」では死なないよ。その前に、日本国が倒れる気がしてならないのだ。のう寝ているあべちゃん、ズルイゾ、建前してケツを割るなんてトウサンしたのなら兎も角、敵前逃亡するんだったら、外国に行ってる時にやるのが指導者の取るべき道ではなかったのか。
あんたが了承した「法」で困っている国民を何だと思っているのだ。「恥」を知るべきだ。
次回の総選挙を見てて見なさい。100万人以上はいる国家が認めた「士」が怒っているのが解るから、相当票が増えるどころか減るねぇ。

次回のセミナーは真剣勝負だ。

負けてたまるかそんな軟ではないよ。

常に仕事はいつも真剣勝負だ。

現場で働く人は、言い訳なんかしないよ。

アンダーライン見たいな仕事だったら辞めるよ。

それが「伝統工法」だ。

日本人と自信持っているなら,もっと「怒れ」・・・・・・・・

言い訳はいらねい。

建前したら、完成させろ、そして上と下の穴の位置が違っているから直せ。

今からでも十分間に合う。

それが「法」ではない、この世にくらし、国民、そこが基本だ。



posted by kanno at 07:32| Comment(3) | TrackBack(0) | 気仙大工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月15日

―――花御殿―――


3日ほど家を離れていたので、ブログを休みました。

いつかは見学したいと思っていた建物が、突然運良く見学できる機会をいただきました。
建築雑誌になどに掲載されていたのを見たときから見たい、見たい建物でした。
もちろん中味なども知る由もない。





本物の前に立つ、しばし、佇む、縦横高さから軒の出まで、そして装飾用肘掛窓、屋根の形の絶妙なこと。うん・・・・・・・うなじきぱっなしだ。
入母屋屋根の絶妙な線ななんとも言いない線である。
日本の伝統的建物の屋根つくりでは絶品中の屋根・外観である。





木割り、屋根の線などは絶妙だ。
このような屋根作るものに取っては得難い、見学。
もっと早く、20年も前ならもっと良かったのに、心の中では自分が出来なかったことは悔しい。





只驚いたのは、躯体が鉄筋コンクリートだというのも、今回、壁にさわり叩いて見て初めて知った。やはりホテルであるから、致し方がないのか。
日光東照宮をモデルしたと聞き、確かにそうだ。
当時のホテル経営者が日光近くの出たのが影響していると感じた。

詳しいこと後日掲載します。





posted by kanno at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 木造建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。