シンタックホーム 菅野照夫
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2006年03月23日

基・末(もと・うら)






木の基末(もとうら)について、立ち木の根元を「基」先端を「末」
何方にもわかることですが、建物に材木として使うときには、
基末(もとうら)は吟味して使います。

立ち木が育ち時には、朝日が末(うら)から射して来ますので
使うときも、東の方向に向けて使うと先人から教わりました。
意味は「生長」する方向に向けて使うことが、末代まで繁栄を願っての
ことで、太陽に向かうことは「天」の方向なのです。

写真
左が西、基







車で1時間半ほどの、内陸の老名棟梁宅の改造工事の時
土庇桁の使いかたで、不吉な使い方だと意見されました。

老名棟梁曰く、この地方では基を東の方に向けて使うのだとの考えでした。
そこでどのような意味があるのですか聞いたら、昔からの口伝なそうです。

それが「不吉」の意味だと、そこで日本各地では使い方が色々ありでは
ないかと思う。
現在の木の使い方は正角材にして使うために「きつかい」に
無頓着になって来たのですが、各地域のきつかいはどんなもんでしょう。

このブログを読んで地域の「木」の使いかたに拘る方がおりましたら
「コメント」をお願いします。

写真
加工中、右が基




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プレカット工場などで加工される材料などはそのような考えはなく、
柱などは天地を逆にしても一向に気にしないのは、そのような自然学を教育しない
経営者側の利益本位と、高校上がりの従業員が機械任せにしたことがこのような
加工しているのではないかと思う。
古民家調査すると、逆柱が立っている家がありました、数十年以上前もちろん
第二次大戦以前に建築、当時新築するくらいの家ですから当時の状況を聞くと
高利貸しをしていたらしく、大工職人がかなり虐められたらしいと聞きました。
恐らく素人にわからないように、当時の大工さんたちが建てたのだと思う。
今は財産をなくして、スカンピンなようです。
なるべく「き・き・き」を生かし繁栄するような家を建てたいと願う。


弘法大師のように杖を刺したらそのまま生えたとは不思議で???







posted by kanno at 04:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 気仙大工 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
 
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